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◆ 2011/6/29 北海道新聞と加藤ゼミのコラボ企画 第3弾! ◆

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 今日の北海道新聞(朝刊・札幌本社版)に,加藤ゼミによる企業訪問の広告企画が掲載されていたのを見た人はいるかな?

 これは,加藤ゼミ生が様々な企業を訪問し,その企業の魅力等を紹介していくことを目的に,ゼミ生がまとめたレポートが北海道新聞に掲載されるという企画で,今回はその第3弾!

 JAよいち(余市町農業協同組合)さん訪問のレポートが届いているよ!

 ブログでは,新聞掲載に合わせて,その都度紹介しているのだけど,今日も新聞に掲載されたレポートに加えて,担当したゼミ生の感想等も紹介するよ。

(第1弾 深澤精肉店さんの様子は こちら!

(第2弾 エースランドリーさんの様子はこちら!

 

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実る良い地。JAよいち

  今回、小樽商科大学創立100周年記念の企画として、余市町農協(JAよいち)を訪問しました。同農協は、設立1968(昭和43)年、地元農家の方々と共に歩んできました。豊富なフルーツを出荷・販売する同農協の魅力をご紹介します。

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(余市町農協の役職員の皆さま。写真の右から、佐々木等参事、新藤修代表理事組合長、田村政司金融部長、野村祐治営農販売部営農課農産加工係長)

 

フルーツの王国・余市

 余市町農協の歴史は自然災害とリンゴの不安定な価格との闘いの歴史でした。明治時代から余市はリンゴの栽培が盛んでした。しかし、果実は年一度の収穫という特性があるため、せっかく作ったリンゴへの被害が大きな問題でした。そこで、サクランボ、ナシ、ブドウ、プルーンのほかに長期的な収穫が可能で生産が安定しているトマト、キュウリなどの野菜の栽培に着手しました。ブドウはヨーロッパ系統のワイン専用種を栽培しており、その量は全道一を誇っています。このように多様な作物を栽培できるのも、生育に適した気候や土地を持つ余市・「実る良い地」だからです。

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(↑↓リンゴの加工工場見学の様子 ※見学時は稼動していませんでした)

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資源を有効活用したリンゴジュース

 余市特産のリンゴの栽培では、もう一つの苦労がありました。それは、規格外のリンゴです。農協設立当初は規格外のリンゴを本州の加工業者に販売していましたが、輸送コストなどの問題がありました。そこで、独自開発した商品が「りんごのほっぺ」です。

 「りんごのほっぺ」は、リンゴを絞っただけの果汁100%のストレートジュースです。濃縮還元などの加工を加えないため、余市のリンゴの味をそのまま閉じ込めたジュースです。今では評判が口コミで広がり、道外からの注文も受けています。子供からお年寄りまで大人気の「りんごのほっぺ」は、発売から25年間愛され続けています。

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(このリポートは小樽商大の金沢蘭菜、鈴木真弥、鳥本有佳子、渡邊彩、中村幸菜が担当しました)

 

 

加藤先生のまとめ(コメント)

 余市町農協の特長は二つ、“フルーツ農協”であることと“チャレンジ農協”であることです。今では豊富なフルーツや「りんごのほっぺ」を出荷していますが、過去には台風・冷害などの苦難を乗り越えるために、組合員の方々の経営の安定を第一に考え、常にチャレンジ精神を持ち続けてきました。同農協は、余市の地の利を生かした農協に発展しました。

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 ♪担当ゼミ生の感想♪

☆金沢蘭菜

 余市町農協さんの組合員や農業に対する思いに感動しました!りんごのほっぺもとてもおいしかったです!

 

 ☆鈴木真弥

 余市町農協は、余市特産のりんごの規格外の製品を最大限に活かしてりんごのほっぺを作っていることを知って、とても驚きました。あと製造工場の中を見学できて、とても勉強になりました。

 

☆鳥本有佳子

 余市町農協は農家の方々と共に歩んでいるんだなぁ、ということを実感できました。りんごのほっぺが愛されるのには、それだけの努力があるのだと納得しました。

 

☆渡邊

 今回の訪問で、余市町農協のみなさんが余市でとれる作物に自信と誇りを持っていることをひしひしと感じました。りんごのほっぺをはじめ、余市ブランドが道内外にますます広がると嬉しいです。

 

☆中村幸菜

 今回、余市町農協さんへ行ってみて、余市の環境や気候の良さが作物にとても良いと言うことを知り、美味しいものが沢山出来るとわかりました。りんごのほっぺは酸味があって美味しかったです。

 

企業情報

 余市町農業協同組合(新藤修代表理事組合長)の正組合員戸数は424戸・10法人(2011年4月現在)。本年度の販売計画ではブドウ1950t、リンゴ1100t、サクランボ200t、ミニトマト1250tなどの出荷を見込み、販売高約20億8千万円を目指している。

○所在地 余市郡余市町黒川町5丁目22番地

○HPはこちら 

 

企画制作/北海道新聞小樽支社営業部

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