先日のブログで、一般教育等の杉山成先生から「五月病」について教えてもらったけど、今日は「健康」をテーマとした第2弾!
今日は、保健管理センターから「靴ずれ」について学生のみんなにメッセージが届いているよ!
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ようやく小樽にも春が訪れ、構内には桜を始め様々な花が咲き始めていますね。
もう少しすると保健管理センター前にある藤棚にも薄紫色の見事な藤の花をつけてくれることでしょう。他にも、ラベンダーやチューリップなど私たちを楽しませくれる沢山の花が大学構内で咲きますね!
今日は日ごろから少し気になっていた学生の皆さんの「足元」について思うところを書いてみます。
保健管理センターには、「靴ずれ」で来る方が年間を通して結構います。
主にアキレス腱の付近や足先周辺で、赤みや水疱形成、さらに、出血しているケースなど程度は様々です。原因は、素足で靴を履いたり、靴が足に合っていない、また、この商大の坂道を登るには適していない靴の選択、などが考えられます。通常の処置は絆創膏を貼るなどして保護します。
しかし、たかが「靴ずれ」と思わないでください。これは摩擦によって引き起こされる皮膚の外傷です。適切な処置をせず、感染を起こした場合は炎症や化膿もします。また局所の炎症から、”蜂窩織炎”といった重い炎症や、膝裏、大腿の付け根に向かってリンパ線状に赤くなることもあります。そうなった場合は、何より安静にして医療機関で抗生剤による治療が必要になります。
合わない靴を長く履き続けていると足に様々なトラブルが起きます。
よくあるケースとしては『外反母趾』(拇指が外側に曲がる変形)があります。これは主に、強く締め付ける靴や負担をかけるスポーツなどによって、足先周辺に繰り返し外力がかかることで起きます。また『ハンマートゥ』(足指の関節が床側に曲がる変形)といった変形もあります。これも合わない靴などで起きる場合があります。
足の変形は、進むと強い痛みを伴う場合があり歩行にも支障が出るため、肩こりや、腰痛、膝の関節痛、頭痛などの原因にもなると考えられています。
また、足の爪のトラブルもあります。
『陥入(かんにゅう)爪(そう)』(爪が周囲の組織に食い込む。)や『巻き爪』(爪が圧迫を受けて湾曲したように丸まる。)と呼ばれるものがありますが、やはり炎症が起きると痛みで歩行も辛くなります。
どれも、症状が進行すると手術が必要になる場合があります。
女子学生の足元は、本当におシャレで可愛らしくなりました。それはとてもほほえましいです。デザインも大切ですが、どうか、足に合った靴を選んで下さい。特にエナメルの靴は足にフィットしづらいのでサイズ選びは慎重に!これからの季節、ミュールやサンダルなどは素足ではく機会も多く、そのため靴ずれが起きやすい様です。また、ヒールの形状によっては(素材にもよりますが)建物の中で歩くと音がかなり響きますので校舎内では気をつけて下さいね。
男子学生の皆さん、素足に新品スニーカーを履く際は、靴ずれ対策も忘れずに。
おシャレを楽しむとともに、自分の体や健康も大切にして下さいね。
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ありがとうございました!
確かに、この地獄坂を登ってくるの僕達には、足のケアも必要だね!!みんなも気をつけてね!
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