今日は第6代目学長 藤井 榮一先生を紹介するよ!!
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藤井榮一先生は東京商科大学(現在の一橋大学)大学院経済学研究科を修了後、小樽商科大学の講師(1958年4月)、助教授、教授を経て、1984年(昭和59年)に52歳という異例の若さで第6代学長に着任し、1992年(平成4年)までの8年間務めたんだよ。
上の写真は専任講師に就任した頃の藤井先生(1959年卒業アルバム)
藤井先生は、通算6年の海外での研究生活を経験し国際的にも著名な経済学者だったんだ。
学生部長、図書館長など学内の要職を長期間歴任し、若いうちから将来の学長と目される等、本学の大黒柱として大きな責任を果たしてきたんだって。
藤井先生いえば、背中の寒くなる先輩卒業生も。
学生の教育には厳しく、教授時代に担当した理論経済学の科目では、「先生の単位を取得するのは学生の勲章であった」と言われているよ。
先生は今も、過去の試験問題お持ちだよ。
藤井先生の学長時代の主な成果は3つあって、全て平成3年だね。
1. 学科改組
変化の著しい情報教育のニーズに対応するために、「管理科学科」を情報分野についての基礎教育に重点を置く「社会情報学科」に改組し、現行法の機能と構造の著しい変化と、時代の要請に適切に応える人材育成を図るために、経営法学コースを「企業法学科」として昇格させた。
2. 言語センター
国際交流の急速な伸展・拡大とその複雑・多様化に対応するため言語センターの新設を実現させた。
3. 夜間主コースの新設
商学科のみであった短期大学部を発展的に解消し、現在と同じ経済学科・商学科・企業法学科・社会情報学科の4学科からなる4年生の「夜間主コース」を設置した。
その他にも
・昭和40年代の大学紛争の時には学生部長として学生との交渉にあたった。
・昭和59年に学長に就任されてからは、緑丘会とともに教育研究助成金のための基金作りに努力、また学外にあっては国立大学協会をはじめ北海道、小樽市の各種審議会委員を務める。
等小樽商科大学、小樽市のために尽力したんだ。
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現在商大にある、夜間主コース・社会情報学科・企業法学科・言語センターを作ったのは8代目学長の藤井先生だったんだね!
次回は、第7代学長の山田 家正先生の紹介だよ!
お楽しみに!!
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