明後日から大型連休だね!みんな予定は立てたかな?
さて今回は、アントレプレナーシップ専攻の新入生、朝倉さんにインタビューしてみたよ!
1.自己紹介【現在どのような仕事をされているんですか?】
生まれも育ちも札幌です。あっという間に19年(+10)が過ぎてしまいました。
平成12年に小樽商科大学企業法学科に入学。
中学校(卓球部しかなかった!)から続けていた卓球への愛情が捨てきれず、他の部活を退部し、卓球部へ。
女性は先輩一人という中で、大変優遇(?)された環境で4年間を過ごしました。
当時選択していたゼミは、中村秀雄先生の「国際取引法ゼミ」。
私は、大変重要な『お菓子係』を任命され、毎週ゼミの途中で行われる「お菓子タイム」のために日々美味しくてお得なお菓子を探し歩いていたことが思い出されます。
平成16年に大学卒業後、道内の銀行へ入行しました。当時はちょっとした就職難でしたので、20社落ち続け、内定を下さったのは、ここの銀行だけでした。本当に、大変ありがたく、今も私のメインバンクです。
銀行では、支店での窓口業務を担当後、本部にて地方債発行業務を担当。大変貴重な業務をさせていただき、リーマンショックを肌で感じることもできました。
平成22年3月末に銀行を退職、4月より父の経営するソフトウェア開発会社のSOC(株)へ再就職しました。
現在は、経営企画室という部署でSOCの未来の礎を築くため、新たなビジネス領域を拡げるべく、ビジネスモデルの調査、分析を行っています。そして、兼務で広報部にも所属しています。
銀行では退職を最後まで悩みましたが、就職活動時に一度落ちていたSOCで働くチャンスを与えられたこともあって、「人生は一度きり」と思い、転職を決意しました。
今後は、違った分野から「北海道を活性化する」ために貢献していきたい、そう考えています。
2.ビジネススクールに通おうと思ったきっかけは何ですか?
私は小樽商科大学に札幌から通っていましたが、大学入学後すぐ、札通生で相乗りするタクシーの中で、運命的な出会いをしました。
それが、大親友の伊藤美希さんとの出会いです。
今でも大切な親友ですが、伊藤さんは大学卒業と同時に、OBSに進み修了しています(2期生)。
その頃から、伊藤さんからは、OBSの授業の素晴らしさもさることながら、OBSに通われている方々の話を聞かせてくれ、ネットワークの広さに大変興味を持ちました。
様々な経験をされてきた方々が、真剣に学ぼうという意識を持って通われているOBSに、自分もいつか通ってみたいという思いを持っていました。
その後、銀行では、自分の仕事に精一杯だったため、OBSへ通おうというきっかけがつかめないでおりましたが、現在の会社に入り、OBSの話をしたことから、上司や社長からの後押しをいただき、会社のミッションとして通えることとなりました。
でも、最後の背中を押していただいたのは、恩師でもある中村秀雄先生の「勉強しに来たら」という一言です。
3.(何回か講義を受けられて)ビジネススクールでの学びはいかがですか?
まだ2週間しか経っていませんが、一言で言うと「とにかく面白い!」という気持ちでいっぱいです。
既に課題の提出で、毎日の生活は火の車状態ですが、授業の内容が本当に興味深く、自分自身の仕事に繋がる話が多くて身を乗り出して聞いています。
学生時代は、怠けてばかりで優秀な学生ではなかったのですが、現在は心を入替えて、早めの課題提出、予習は絶対必要と思って努力しています。
学生時代は、どんなに頑張っても居眠りをしてしまうので、自分は病気ではないかと不安になっていたのですが、現在は全く眠くならず、病気ではなかったことが証明されました。
先生方の熱い想いが、私たち学生にも伝わってくるような講義内容で、また講義では、学生の発表の場が多くあります。その中からもたくさんの学びがあって、勉強になります。
私はなかなか発言できないのですが、今後は自分の意見もはっきり発言し、講義に参加していきたいです。
4.ビジネススクールでの学びをどのように生かしたいとお考えですか?
今後、会社の新しいビジネスモデルを考えていく時に、現在勉強していることが少しでも生かしていけたらと考えています。まだ、講義が始まったばかりですが、既にたくさんの事を学んだ気がします。
企業者として、大切な教養を身につけ、基本的な考え方から、グローバルな分野まで、広く学んでいきたいと考えています。そして、少しでも経営に携われる人間にふさわしくなれるよう、成長していきたいと思います。
5.将来の目標(野望?)を教えてください!
それは、会社の目標でもある「北海道を世界から注目されるIT基地とする」ために、会社を北海道を代表するリーディングカンパニーとすることです。そのためにも、まずは会社に貢献できる人間になりたいと思っています。
もう一点、私ごとになりますが、現在(ぎりぎり)20代の独身ですので、結婚し、子供を育てながら、女性のリーダーとして働くことが目標です!女性の働きやすい職場環境も考えていけたらと思っています。これから働く若い女性にとって、勇気を与えられるような人間になりたいです。
6.最後に一言(学部生へのメッセージでも何でもオッケーです。)
私にとって大学時代は本当にあっという間でしたが、たくさんの思い出がつまっています。たくさんの大切な出会いがあり、本当にこの大学に入学してよかったと心から思っています。
そして、仕事というのも大切な縁だと私は思います。やりたい事というのが、すでに見つかっている人もいるかと思いますが、私の学生時代はそうではありませんでした。
ただ、「自分の育った北海道に何か恩返しがしたい」その気持ちで、就職先を探しました。
何社も落ち続け、自分の性格を否定されたように感じたり、直接否定されたこともありました。
それでも、どこかに自分のことを理解してくれる、縁のある会社があると私は思います。その会社が見つかるまで、あきらめず探してほしいと思います。
私にとって、唯一内定をくれた銀行では、ありのままの自分を受け入れてくれたのかなと感じています。
働く上では様々なことがあって、辛いことも嫌なことも大変なこともあるのは当然です。
すぐに投げ出さず、とにかく本気で目の前の与えられた仕事に取り組んでいるうちに、その仕事が天職となっていくのかな、と今の私は思っています。
私にとって、銀行での6年間は本当に貴重な時間でした。多くの大切な同期に出会え、素晴らしい上司、後輩とも出会いました。宝物です。
今、新たな職場での仕事はまだ2年目ですが、まだ何も貢献できていないことが悔しいです。ただ自分に出来ることは目の前の仕事に精一杯取り組み、そして今度は与えられた仕事だけでなく、自分自身が仕事を作り出していけるように、今は積極的に色んなことから学んでいきたいと思っています。OBSでの勉強は本当に楽しみです。
学生の皆さんもどうか出会いや縁を大切にして過ごしてください!
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