小樽商科大学学術成果コレクションBarrelの収録文献が3800件を突破したよ!
3800件目の論文は言語センターの高井 收先生による,
高井, 收(1995) 外国人にことばを教える. 言語センター広報, 第3号: 95-98でした。
それでは、高井先生へのインタビューの一部を紹介するよ!
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Q:「外国人にことばを教える」この研究をはじめられたきっかけは何ですか?
大学入学したての頃、1年留学しましたが、あまり上手く話すことができず、日本の英語教育・大学教育への疑問を感じました。
解決・上達のためには経験しかないと考え、企業勤めでは無理なので大学院へ入り、
アメリカに渡ってどのような教育法が必要かを研究したいと思いました。
文法などを教科書通りに教えるだけではなく、経験と実践に即した言語教育が必要なのでは、と強く思ったことが、言語
教育法に興味が向き始めたきっかけと言えるでしょう。
Q:現在の研究について教えてください。
日本文化の発信についてです。
外国語を教えるには、まずは自国の文化をよく知り、自分のアイデンティティを打ち立てることが必要だと思います。
私は江差追分を歌い、様々な場所で外国人に披露したりすることで、自分とは何かをよく知り、
同時に、日本文化を世界に向けて発信してゆけると思っています。
日本人としてのプライドをしっかり持っていないと、外国語をちゃんと教えることも出来ません。
現代に最も必要なのは発信型の英語であると思います。
異文化コミュニケーションにおいてどのように日本文化を発信していくかが、今一番の関心事です。
Q:Barrelに掲載された文献をどのような人に読んでもらいたいですか。
また、Barrelについてご意見,感想をお願いします。
学生をはじめ、出来るだけ多くの方々に読んでもらいたいです。
一般の方々に広く読んでもらえることこそが、Barrelの最大の長所でしょう。
そのためには研究者たちも、なるべく一般に分かりやすいように論文を書くべきだと思っています。
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高井先生ありがとうございました!
論文の詳しい内容については、こちらを見てね!
僕も読んでみたけれど、言語を習得するしくみが書かれていて、新しいことばを学ぶときに
役立つなぁと思ったよ。
子どもがことばを学ぶときも、単に大人のことばをマネしているだけではないんだって!
Barrelは、商大の先生が書いた論文を全文で公開していて、いつでも誰でも無料で読むことができるんだよ。
みんなもぜひアクセスして検索してみてね。
興味のある分野について、専門的な知識が得られるよ!
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