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◆ 2300件目は経済学科の平井進先生でした~ ◆



 小樽商大学術成果コレクションBarrelの登録2300件目の文献は,経済学科の平井進先生による,「ヨーロッパ農村社会史研究と共同体再考」でした。


それでは平井先生のインタビューを少しだけ紹介~。


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Q:登録2300件目の論文「ヨーロッパ農村社会史研究と共同体再考」は、どのような内容ですか?


 大筋としては、近代以前のヨーロッパ農村の地域組織について述べたものです。近代以前のヨーロッパ農村史の理解においては戦後長らく故大塚久雄氏の『共同体の基礎理論』が事実上通説扱いされてきましたが、その像があまり正確ではないことを主張したかったのです。つまり、『共同体の基礎理論』はヨーロッパの一部にしかない共同体の特質を一般化して全体像としたのですが、私はそこに問題があると考えました。この論文によって、広く定着してしまった通説を覆したかった、と言えるでしょうね。



Q:Barrelに掲載された文献をどのような人に読んでもらいたいですか。


 専門的に隣接している分野の方々に読んでもらいたいです。つまり、ヨーロッパ史の中でも農村史ではない分野の研究者の方たちや農村史をあまり知らないような社会経済史関係の方たちにも読んでもらいたいですね。そうでないと、いつまでも通説が訂正されないと思うので。この分野は、学生からはあまり興味を持たれないでしょうが、通説を覆すという点で役に立つものになってゆけたらと願っています。


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 平井先生の研究のきっかけや現在の研究についてなど,インタビューのすべてはこちらから見れますよ。


 ちなみに平井先生の今回の論文が載った学会誌『年報村落社会研44:近世村落社会の共同性を再考する : 日本・西欧・アジアにおける村落社会の源を求めて』は図書館1階書庫に配架されているよ。


 また、写真の平井先生の著書『近代ドイツの農村社会と下層民 』は、図書館2階の教員著作コーナーにあるので、興味のある学生はぜひ読んでみてね~


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