2018/01/04 読書のススメ【図書館で読める長編シリーズ】
お正月はのんびり過ごせたかな?
テレビやゲームもそろそろ飽きてきたなぁ、と思っている人のために図書館からお知らせが届いたよ!では、どうぞ!
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何冊もあるシリーズものを、1から揃えるのは、お金もかかって大変ですよね。そういう本こそ、図書館で借りてみてはいかがでしょう。今回は、図書館で読めるシリーズものをご紹介します。
・三上延 著『ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズ(全7巻)
美しい古書店主人栞子さんが、客が持ち込む古書についての謎を解いていくライトミステリ。実在する古書をテーマにしており、本についてのトリビアが豊富なのも魅力です。巻を追うごとに明らかになる人間関係、稀覯本をめぐる確執、そして、栞子さんと大輔くんの恋の行方は。
1冊目は『栞子さんと奇妙な客人たち』(【G 9.2||04551||326136】)。文庫本なので持ち運びも便利です!
・森博嗣著『S&Mシリーズ』(全10巻)
読み応え十分の、本格ミステリの長編シリーズです。シリーズ名は主人公カップルの名前「犀川創平」と「西之園萌絵」のイニシャルから。
1冊目はTVドラマにもなった『すべてがFになる』(【G 9.2||03345||287276】)。当時、工学部の助教授だった森博嗣のデビュー作でもあります。理系ミステリの嚆矢としても有名で、工学者ならではのトリックが満載。読み始める時には、寝不足を覚悟してください!
・小野不由美著『十二国記』シリーズ(既刊9巻11冊)
ホラー作家のイメージが強い小野不由美ですが、これは東洋風ファンタジーのシリーズです。
『月の影 影の海(上・下)』(【G 9.2||05199||348446~7】)が第1巻ですが、それより先に書かれたホラー小説『魔性の子』(【G 9.2||05199||348445】)も同じ世界を描いているので、そちらから読むのもいいでしょう。
神仙が存在し、妖魔の跋扈する世界、それぞれに王を戴く十二の国で、王が官僚が町民が、それぞれの生を必死で生きる姿を描きます。シリーズは未完ですので、最終巻刊行前に、全部読んで追いついてしまいましょう!