2017/08/15 伊藤整直筆の手紙!
図書館から貴重な手紙についての記事が届いたよ!
では、どうぞ!
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本学卒業生の方から、貴重なお手紙をご恵贈いただきました。
この手紙は、小樽高等商業学校(現小樽商科大学)卒業生の伊藤整が、東京神保町にあった矢島書店にあてて送ったものです。
伊藤整【明治38年-昭和44年(1905-1969)】は、北海道松前郡に生まれ、小樽商科大学の前身である小樽高等商業学校を卒業、東京商科大学(現一橋大学)に進学しますが中退し、その後、詩人、作家、評論家として活躍しました。
伊藤整が小樽高等商業学校に在籍していたのは、大正11年-大正14年(1922-1925)の間でしたが、一級上に小林多喜二が在籍していたんですよ。
手紙は、伊藤整が東京杉並区の久我山で暮らしていた頃に書かれたものです。
史料展示室に展示していますので、ぜひご覧ください。
また、商大図書館で借りることができる伊藤整の本を何点かご紹介します。
興味のある方は、ぜひこちらもご覧くださいね。
※IDカードをお持ちではない学外の方が本を借りるには、手続きが必要です。運転免許証、健康保険証等の身分証明書をお持ちください。
・伊藤整全集 新潮社, 1972
http://libopac.ih.otaru-uc.ac.jp/webopac/BB10101676
・雪明かりの路 日本図書センター, 2006.1
http://libopac.ih.otaru-uc.ac.jp/webopac/BB10271606
・若い詩人の肖像 (講談社文芸文庫) 講談社, 1998.9