2017/02/20 交換留学報告(アイスランド・ビフロスト大学)
今日は、アイスランドのビフロスト大学に交換留学に行っていた、
冨田さんの留学報告を紹介するよ!
1. 簡単に自己紹介をお願いします!
商学科3年 冨田侑希です。目玉焼きには醤油派です!
2. 留学先はどこですか?
アイスランドのビフロスト大学です。
3. どんな国、学校、授業でしたか?
アイスランドはとても治安の良い国で、玄関のカギをかける人があまりいないほどでした。
高緯度地域に位置するため夏は深夜でも明るく、
冬には綺麗なオーロラを見ることができる素敵な国です!
ほとんどの人が英語を話すことができるため、
コミュニケーションに困ることはありませんでした。
ビフロスト大学は小さな大学で、留学生は多い時で40人ほどしかいなく、
かつ現在日本人は商大の学生しかいないため、日本語を話す機会もなく、
英語の勉強にはもってこいだと思います。
学校のすぐ近くに火山や滝などがあり、自然に囲まれながら
ゆっくりとした時間を過ごすことができます。
アイスランドは人よりも羊の数が多い国です。
この日は夏に放牧されていた羊たちが集められて、
それぞれの羊飼いのもとに帰る日でした。
授業は基本的に留学生しか履修していないもの、和やかな雰囲気のものが多いです。
私は経済学、商学、政治学などを履修し、レポート課題のみのもの、
プレゼンテーション課題のものなど課題形式は様々でした。
人前に出ることが苦手な私にとって毎週プレゼンテーションを
しなければならない授業は大変でしたが、終わってみるとやってよかったと感じます。
天気のいい日にはホワイトボードを運んで外で授業をしたり、
ウィキペディアに情報を載せる課題があったりわくわくするものもありました。
氷に覆われたイメージが強いアイスランドですが、
少し肌寒いながら、ちゃんと夏もありました。
4. 留学生活はいかがですか?楽しかったこと,驚いたこと,大変なことなど教えてください。
毎日がとても新鮮で、日々発見がありました。初めの1カ月は授業で
何をしているのかさえわからず、毎日復習や課題するときに友達に助けてもらってばかりでした。
周りの友達は英語をうまく話すことができなかった私を見放すことなく、
コミュニケーションを取ろうとしてくれる人ばかりでした。
彼らのやさしさには何度も助けられ、感謝してもしきれません。
特に同じフラットに住む仲間とは親密な関係を築くことができ、
何年か後にみんなで集まろうと計画しています。
一緒に住んでいた仲間たちです。家族のような存在でした。
夏に友達と3人でヒッチハイクしながらアイスランドを一周したことは
一生忘れられない思い出になりました。
合計24時間以上かけていろんな人に出会い、いろんな場所に連れて行ってもらいました。
ヒッチハイクできるほどアイスランドの治安が良いなんて、知りませんでした。
ヒッチハイクはスムーズにはいかず、雨の中2時間以上周りに何もない一本道で
車が来るのを待ち続けたり、車に乗せてもらったものの行きたい方向とは
真逆の方向に行ってしまったりとハプニングも多々ありましたが、
思いがけない絶景に巡り合うことができ、いい思い出になりました。
ヒッチハイクの途中で出会った素敵な氷河の湖です。
また、留学中に何度もオーロラを見ることができました。
部屋の中からも見ましたし、車でドライブしているときにも見ることができました。
私がアイスランドを留学先に決めた理由の一つは、オーロラが見たかったからです。
写真や動画で見たことはありましたが、やはり目で見るのとは違うと聞いていて、
いつか必ず自分の目で見たいと思っていました。夢が叶った瞬間は本当に感激しましたし、
実際のオーロラがどんなものなのか知ることができて嬉しかったです。
午後10時ごろの写真です。大学の近くの湖に映った姿は本当に綺麗でした!
5. 留学を考えている人へメッセージをお願いします。
留学すると決めるときに不安になるのはみんな一緒だと思います。
初めは不安に思っても、踏み出してしまえば何とかなるものです。
言葉がわからなくても、うまく話せなくても、何とかなります。
いろんな人に出会って、いろんなものを見て、絶対に「留学してよかった」と思うはずです。
家に帰るまでが遠足、とよく言いますが、留学に関しては
「帰国して留学先で学んだことを実生活に活かすまで」が留学だと私は思います。
経験をきちんと持ち帰ることが大切だと思います。
何事もやってみなければ始まりません。留学したいと思ったら、
何も考えずまず挑戦してみるのも大事なことなのかもしれませんね!
あれこれ考えず、とにかく飛び込んでみる!やっていくうちに夢や目標、
やりたいことが見つかることもあると思います。
みなさんもほんのちょっと勇気を出して、一歩踏み出してみませんか?
留学生の他に、現地の学生とも交流がありました。
冨田さんありがとうございました!
アイスランドやドイツのように、公用語が英語じゃない国でも、
留学先の大学によっては、英語で授業を受けることができるよ!
留学に興味がある人は、広い視野で色々調べて見よう!