2016/07/23 【企画展示 有島武郎の小説】 開催中!
図書館から、企画展示のお知らせが届いたよ!
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7月24日まで図書館で開催している「早川三代治展」。この展示は明日で終了ですが、関連した図書企画展示を8月中旬ごろまで開催しています。
早川三代治の文学的な先達、有島武郎の小説を集めました。今回の展示では学生のみなさんに気軽に有島作品に触れてもらえるよう読みやすい作品を揃えました。童話作品や漫画化された作品もありますので、ぜひお手に取ってご覧ください。
有島武郎は、明治~大正時期に活躍し、北海道の風土を愛した小説家です。『小さき者へ』『生れいづる悩み』『カインの末裔』『或る女』など数々の作品を遺しています。
北大農学部(当時札幌農学校)教授時代に、教え子の早川三代治と出会い、早川への文学的な影響の大きさは計り知れないほどでした。
二人の師弟関係は、有島の死まで続き、有島作品の影響は早川のその後の文学的人生を決定づけました。
有島作品の魂は、早川三代治の作品に確かに受け継がれていったのです。
有島と早川の心の交流を偲びながら、北海道が生んだ素晴らしい文学の世界に浸ってみませんか。
展示本は全て貸出可です。どうぞお気軽にお立ち寄りください!