2015/11/28 井上ゼミナール(言語センター)活動紹介!!
こんにちは!今日は井上ゼミの井上典子先生にインタビューをしたので紹介するよ!
英語に興味がある人は必見だよ!
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■先生の研究内容を教えてください。
14世紀のイギリスの英語、英文学の研究をしています。
■商大に赴任する前は何をされていましたか?
イギリスで、大学の研究員として研究をしながら、一般企業での通訳・翻訳者として勤務していました。
それより前はというと、実は昔、ピアニストになりたいと思っていて、音楽科の高校と音楽学部のある大学に通っていました。でも大学一年生の時、そこで勉強をしていた英語に興味をもつようになり、英文科に転学をして英語の道へと進んだのです。日本とアメリカの大学に行き、その後、日本とイギリスの大学院に行きました。イギリスの大学で英文学の博士号を取得しましたが、実践的な英語力・コミュニケーション力を身に付けたいと思い、大学院で通訳の勉強をした後、経験を積むためにホンダなどの一般企業で通訳・翻訳者として勤務しました。
そして、大学の教員として勤めるのはこの商大が初めてです。私は、大学生の時から、将来海外でいろいろな経験をしてから大学教員になることが夢でした。その夢を叶えることができ、今はとても幸せです!
■趣味は何ですか?
先ほど言ったピアノの他に、アルゼンチンタンゴが趣味です!ただ、今はなかなか都合がつかなくてできていないんです。
■ゼミの活動内容を教えてください。
活動は、前期と後期で内容が少し違います。前期は主に英語史、後期は英文学とプロジェクト、英語のディベートをしています。大変だけど力になるといった感じですね。
COC(地(知)の拠点整備事業)プロジェクトとして、去年は小樽鰊御殿の英語パンフレットの作成を行いました。そして今年の後期は、小林ゼミの学生さんたち数名と一緒に天狗山のプロジェクトを行っています。より多くの外国人観光客に天狗山エリアに来てもらうため、天狗山周辺のマップ・パンフレットを作成し、天狗山ロープウエイ施設内の英語表記を充実させる活動を2班に別れて行っています。
3年生中心で4年生からも2人、交換留学生の方も参加するので、今までで一番大きなプロジェクトとなっています!
小樽市役所や中央バスの方からも協力を得て、地域貢献になるような活動を行っています。
学生と社会人がかかわりながらできるのがゼミ生にとってプラスになると思います。英語の実力も上がるし、達成感も得られる、充実したものですよ。
■(ゼミ生の方に)ゼミの雰囲気はどうですか?
学年によって少し雰囲気が違いますが、とても仲が良く楽しくやっています。
このゼミでは、難しそうな英語の本を読む根気やプレゼンテーション力が身につきました。
ここで、フランスからの交換留学生のクララさんに一言いただきました!
クララさん「イギリス文化に興味があるので井上ゼミに参加しました!フランスでは学ばなかった古い時代の英語について勉強をしたいです。今回の天狗山のプロジェクトはとても楽しみにしています!」
■卒業生の進路を教えてください。
一般企業が多いですが、公務員もいます。
中には通訳や研究者になるために勉強をしている人や、英語の教員を目指している人もいます。総合的な英語の力を身に付けられるので、進路はさまざまですよ。
■ブログ読者に一言お願いします。
英文学だけではなく、英語に興味がある人や、英語力を総合的に高めてコミュニケーション力を身に付けたい人にお勧めできるゼミです。楽しく英語を学びたい、かつ、英語を上達させたい、そういう方にぜひ来てもらいたいです。気軽にいつでもゼミに来てみてくださいね!
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井上先生の素敵な笑顔のおかげでとても楽しく取材ができました!
そしてゼミ生の皆さんも本当に仲がよく、温かな雰囲気でした!
井上先生、そしてゼミ生の方々、お忙しい中取材に応じてくださりありがとうございました!
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