2015/09/16 「The 5th U.S. Embassy-Keio SFC-TOMODACHI Entrepreneurship Seminar」受賞者インタビュー☆
今日は慶應義塾大学で開催された米国大使館主催
「The 5th U.S. Embassy-Keio SFC-TOMODACHI Entrepreneurship Seminar」に参加し、
優秀賞と特別賞を受賞した
商学科2年生の朴穂姫さんと企業法学科2年生の葛西愛香さんにインタビューしたよ!
このセミナーは、9月1日から4日まで泊りがけで行われ、自分たちが考えてきたアイデアを、
色々なセッションを通してブラッシュアップし、最終発表によって優秀賞3組が選ばれるコンテストだよ。
朴さんと葛西さんは会計サークルに加入していて、今回は会計サークルのメンバーで出場したそうだよ。
1.チームの紹介をお願いします!
私たちのチームは、先ほど紹介があった通り、会計サークルから有志で参加しています。
リーダーの朴穂姫と、副リーダーで2年生の葛西愛香、1年生の安部正記、
同じく1年生の上野将太郎の4人で「ルピナス」というチーム名で参加しました!
それぞれ違った個性を持っていて、違った形でチームに貢献してくれる素晴らしいメンバーです!
2.今回のセミナーに挑戦されたきっかけを教えてください!
一昨年と去年の二回、小樽商科大学の学生がこのセミナーに参加していました。
一昨年セミナーに参加していた、会計サークルの先輩から教えてもらったことがきっかけです。
また、以前ブログにも掲載されましたが、
小樽商科大学で慶應義塾大学の廣川先生のセミナーが開催されました。
その中で今回のセミナーについて詳しく知り、強く参加してみたいと思いました。
3.どのようなビジネスアイデアを出されたのですか?
私たちは最初の書類審査では、妊婦の方に向けたサービスを提案しました。
その後セミナーを受け、社会人の方のお話を聞いたり、
私たちのアイデアに対するアドバイスを聞いたりする中で、どんどん変化しました。
そして、中間発表の時には、子育てをしている家庭に対するビジネスアイデアになりました。
中間発表は最終発表に参加するチームを選抜するのですが、私たちはその選抜に落ちてしまったんです。
落ちちゃったんですか!?
そうなんです。多分最下位に近い順位だったと思います。
具体性が無いし、アイデアばかり先行していて、本当にこれで課題解決できるの?
と言われてしまいました。
実際、私達は妊婦の方に会ったことは一度もないし、子どもも親も遠い存在だったんですよね。
その後、主催の方からセカンドチャレンジという敗者復活戦の話がされました。
入れるのは8組中2組だけです。
その日は三日目だったんですけど、宿に帰ってから4人で「本当にやりたいことは何か」徹底的
に話し合ったんです。四日目の朝にセカンドチャレンジのプレゼンをするので、三日目は徹夜し
ました。
眠くて投げやりになったり、みんなの考えが揃わなかったり、一晩で色々ありました。
そこから出て来たのが「コミュニケーション障害(コミュ障)ビジネス」です。
私達は4人ともが所謂「コミュ障」で、セミナーでも多くの社会人の方や学生の方と接することが
上手くできないという悩みを抱えていました。
そこで、コミュ障の人たちが自信をつけて、友達を作ることが出来るサービスを考えました。
これをセカンドチャレンジで発表したときには、プレゼンでコミュ障の人を表す劇をやったり、
面白い言い回しをしてみたり、工夫を加えました。
そして、最終発表が出来るチームを発表するときはドキドキでした。
主催者の方から、ルピナスの名前が出たときは本当に嬉しかったです!
呼ばれたときは感動で泣きそうになりました。
4.最終発表でのプレゼンはいかがでしたか?
最終発表では、劇の場面を増やしたり、このセミナーでどのように自分たちが変わってきたか
を話したりしました。
私たちの発表順は最後だったので、とても緊張して手が震えました。
劇を演じるのもとても恥ずかしかったです。
でもやっぱり楽しかったですね。
自分たちのやりたいことを相手に伝えるのはとても難しくて、セミナー内でアドバイスを求めたい
ときに自分たちの事業を上手く伝えられなかったりしました。
だからこそ、最終発表ではどうしたら伝えられるか、また面白くなるかを重視してプレゼンを行いました。
5.優秀賞と特別賞を受賞した感想をお願いします!
ビックリしました。私たちのプレゼンはほとんどギャグだったので、完全にもらえないと思っていたんです。
このセミナーを通して大きく成長したことが評価されての受賞でした。
多くの方の助けがあったから、受賞できたと思っています。
とても嬉しいです!
6.セミナーに参加された感想をお願いします!
このセミナーを通して、自分がより成長できた実感があります!
4日間のプログラムでは、どのチームもほとんど寝ないで自分達のアイデアをブラッシュアップします。
それでも、中間発表で名前が呼ばれなくて、最終プレゼンができないチームもいます。
私達は中間発表で一度落ちているため、最終プレゼンができることがどれだけ恵まれているのかを理解し、
その期待に応えようと最後まで頑張りました!
最終プレゼンでは、支えてくれた社会人の方々やスタッフの皆さんに感謝しながら、
自分達の本当にやりたいと思ったアイデアのプレゼンをやりきることができ、本当に楽しかったです!
学校では学べないことや出会えない方にどんどん会える素晴らしい機会でした。
このセミナーで得た学びや出会いを大切にしていきたいです。
また、自分を変えてくれる、人生が変わる場だと思います。
本当にこのセミナーに参加してよかったと思いました。
7.読者の方に感想をどうぞ!
何かに挑戦するのを躊躇している人は、とりあえず飛び込んでみてください!
意外となんとかなります!なんとかならなかったら、戻ればいいんです。
戻ってもマイナスになるのではなく、ゼロになるだけです!
ぜひ、やりたいことに飛び込んでみてください!