2015/08/02 潮ねりこみで日本の夏祭りを楽しんだよ!
7月24日~26日は「おたる潮まつり」だったね。土曜日に開催された「潮ねりこみ」には、小樽商大の留学生がチーム(梯団)を組んでお祭りに参加したんだよ!
今日は、潮ねりこみに参加した中国出身の大学院生 符さんからの報告だよ!
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「日本の夏といえば祭りだ!」という印象を持っている留学生が少なくないです。特に少年少女たらが浴衣姿で夏の祭りを楽しんでいるシーンが日本のアニメや映画の中によく見られますので、浴衣を着いて友達と一緒に祭りを参加し、夏の風物詩を味わうことは相当魅力的な誘いだと思います。
私たち留学生は、22日に集まり、浴衣の着方を学んだ後、振り付け指導ビデオを見ながら踊りの練習をしました。その奇妙な動きと掛け声がちょっと気になって調べてみました。これは海への感謝や小樽の発展への祈念などの思いを込めて作ったものらしいと分かりました。そして、この潮祭りは小樽の夏を代表するイベントで、私たちが参加した「潮ねりこみ」は、この祭りの目玉で、参加者は五千人を超えると知りました。祭りについて知るうちに、「商大生が他の町内会や学校、企業などが組んだグループに負けるわけがない」という気持ちが湧いて、家に帰った後も真剣に練習しました。
25日午後、商大の皆が出発地点である花園グリーンロードに集合しました。
ねりこみを参加する他のチームを見ることも面白くてたまりませんでした。たくさんのひまわりを髪に飾った幼稚園のかわいい子供や綺麗な花柄の浴衣を着ている中学生、そして頭にロープ(はちまきと呼ばれるらしい)を巻いたり、手拭いをかぶった男の人たちの姿が祭りの雰囲気を作り出し、このねりこみが流石「おたる潮まつり最大の華」と言われるイベントだとつくづく感じました。
[祭だ まつりだ おまつりだから おどれ おどるべ]と歌っている「潮踊り唄」のリズムに従って踊り、小樽市民の方々が沿道で応援してくれました。やはり先頭のティブさん(フランスの留学生)が目立ちますね。
参加者の皆も大きな掛け声を出しながら頑張って踊りました。でも留学生の皆は掛け声の練習をしてなかったため、「わっしょい」と掛け声をかけるべきところに、後ろの方で「いらっしゃい」と言っている誰かの声が聞こえました。道路の傍にねりこみを見に来た二人のおばあさんにも聞こえだみたいで、笑いながら温かい目で見守ってくださいました。
留学生の友達や国際交流室のスタッフたちと一緒にねりこみに参加して、とても素晴らしい思い出を作りました。