2015/5/2 新任教員インタビュー(1)手島直樹先生
今日は4月に赴任された先生紹介第1弾をお送りするよ!!
アントレプレナーシップ専攻の手島直樹先生へのインタビューです!それではどうぞ!
Q.商大に着任する前は何をされていましたか?
自分でコンサルティング会社を経営していました。その前は、自動車会社で財務とIRをやっていて、その前は外資系コンサルティングファームに勤務していました。というわけで、実務経験は20年もありますが、アカデミックの世界では右も左もわからない43歳の新人です。人生に無駄なことはないと信じて前向きに生きていきたいと思います。
Q.趣味・特技等ありましたら教えて下さい。
歴史小説を読むのが趣味です。司馬遼太郎しか読まないです。「峠」、「梟の城」あたりが特に好きで、何度も読み返しています。皆さんも是非読んで下さい。人間の生きざまを学ぶことができます。平成の時代に、主人公と同じように行動するといろいろ大変だということだけは付け加えておきます。
Q.先生の専門分野を教えて下さい。
コーポレートファイナンスが専門です。簡単に言うと、最近日経新聞をにぎわせているようなことを専門としています。M&A、IR、株主還元政策などに実務で関わってきたので、今後はそのあたりをアカデミックな視点から研究していきたいと思っています。
Q.先生はどのような講義を担当されているのですか?
ビジネススクールで「コーポレートファイナンス」を担当しています。講義名が示す通り、企業の視点からファイナンスを学ぶという講義です。具体的には、財務戦略の基本と企業価値評価という株価算出のプロセスを講義しています。もちろん正確に株価が予測できていれば、私は既に引退しているはずです。
Q.商大生の印象は?
まだビジネススクールでしか授業が無いため、商大生はキャンパスで見かける程度でお話しをしたことも無いので何とも言えませんが、みなさん商大が好きで商大での学生生活を楽しんでいる印象があります。
Q.ご自身が大学生の頃はどのような学生でしたか?
大学生であることを忘れるぐらい勉強はしていませんでした。でも、私も商学部だったのですが、マーケティングと会計の授業は面白かったです。商大のカリキュラムを見るたびに非常に実践的だという印象がありますので、皆さんはちゃんと勉強してください。大学で勉強する気のない方は、数年後にビジネススクールでお会いしましょう!
Q.商大生(または小樽)のみなさんにメッセージをお願いします!
4年間のうちに、これを専門にして食べていこう、と思える分野を見つけてください。そのためのヒントが商大にはいくらでも転がっています。専門分野が決まっていれば就職後すぐにスタートダッシュができて、さっさと違う次元に行けます。同期と張り合っている暇はないのです。世の中ではワークライフバランスなんて言われますが、ワークこそライフです。仕事を通して社会貢献ができるように、今から準備をしてください。