2015/1/11 新聞の縮刷版(その2)(おすすめ本の紹介)
今日は,附属図書館図書係の原田さんから、「おすすめ本」(新聞の縮刷版(その2)) の投稿があったので掲載するよ!。
新聞の縮刷版(その2)
新聞の縮刷版(その1)では、目上の方との「話題に困った時のネタ」としての活用を書きました。「その2」では、その他の活用法をいくつか紹介します。
・いつも読んでいる新聞の読み落としている日等の分を、まとめて読むことができる。
・「新聞は2紙以上読め」という人がいます。テレビのニュースの充実等により、こう言う人は減ってきていると思いますが、普段読んだことのない新聞を読むことは新鮮で、今までとは違う目線で記事を読むことができるかもしれません。
・昔、テレビが一般家庭に普及し始めた頃、これからは、テレビニュースの時代になり、新聞はなくなるのではないかという人がいたようです。でも実際には、テレビニュースの中で、「新聞各紙1面拾い読み」というコーナーがあったり、新聞にテレビ欄が掲載され、新聞記事の中で一番読まれている等、新聞とテレビニュースは、共存しながら、互いに発展してきました。ネットの時代になっても、新聞は、ネットとも、共存しているように感じます。新聞の縮刷版を見ることによって、新聞が持つ魅力とは何か、新聞以外のメディアは、なぜ、新聞を追い越せないのか、今後の情報化社会の中で、新聞を追い越すために、今、新聞以外の情報提供メディアには何が不足しているのか、今よりも洗練された情報化社会になるにはどうなればいいのかということを考える、いい機会になるかもしれません。
・毎日、新聞は隅の隅まで読むという人がいますが、その人は、多分、2紙以上読んでいないので、その人と対等な新聞に関する議論ができる。
・毎日、新聞は、最低「見出し」だけ、チェックしている人は多いと思いますが、この見出しチェックを日単位ではなく、月単位でできる。
・新聞の縮刷版には記事だけでなく、新聞広告もそのまま掲載されています。記事を読まなくても、新聞広告だけチェックするのも楽しいです。特に、週刊誌等の広告も載っていますので、この中には、必ず興味を惹かれる言葉がありますので、この言葉をきっかけにネットで検索するという使い方もできます。有名人のスキャンダル等が好きな人やネットで検索する言葉に詰まっている人も、楽しめると思います。
・新聞の縮刷版を授業の合間の空き時間等に、活用してください。
注)「新聞の縮刷版」は、図書館の2Fの新聞コーナーにあり、見ることができます。ただし、借りることはできません。また、「新聞の縮刷版」には、地方版の記事は、掲載されていません。