2014/12/04「キャリアデザイン」第二回目に参加してきたよ!
こんにちは!
今日は、11月19日に商大で行われた、
ビジネス創造センターとジョブカフェ北海道が主催する大学生向けセミナー
「キャリアデザイン~あなたのキャリアを考える~」の様子をレポートするよ!
このセミナーは、現役の経営者の経験や熱い想いに触れることで、
学生に社会人になるイメージや、夢、希望、目標を考え、
自分のキャリア形成に役立ててもらうという目的で開催されたんだ。
今回の「キャリアデザイン」は第2回目!(第1回目の様子はこちら)
前回に引き続き、今回も学年問わず多くの学生が参加していたよ!
さて、第2回目のテーマは「経営者が知る経営哲学と必要な人材」。
このテーマに基づいて、2名のゲストの方が講演していました!
まず、株式会社カンディハウス 代表取締役会長の渡辺直行さんです。
カンディハウスは、旭川に工場を構えた北海道の企業ですが、国内販売だけでなく、
アメリカなど海外への輸出も行っている世界的な家具メーカーなんです!
渡辺さんが海外事業に携わった中で経験した、
当時のアメリカでのビジネスやエピソードについて、笑いを交えながらお話してくださいました。
「ビジネスは、正味作業(価値を高める仕事)を増やし、
付帯作業(輸送など価値は高めないが、必要な作業)やムダを減らすことが重要。」
「日本はムダと付帯作業が多い。アメリカはビジネスに必要な作業、
仕組みが簡略化されている。こういった点を見習っていく必要がある。」
ものづくり業界では、この正味作業という考え方がとてもよく使われ、
インターネットが普及している現代だからこそ、インターネットの利用によって、
色々な作業を減らすことができるのだと講演されていました。
これをふまえた上で、日本に「必要な人材」は、
“正味作業とムダの違いがわかる人”が条件の一つとしてあるともおっしゃっていたよ!
その違いを判断するには、海外へ行ったり、自分を別の環境においてみることが大事なんだって!
そして2人目のゲストは、株式会社アスラン 代表取締役社長の加藤渚さんです。
加藤さんは、医療系の営業マンをしていたけど、25歳の時に起業して、
スイーツバーの経営や絵本出版、カンボジアへの支援活動を行っており、
様々な事業に取り組んでいるんだ!
自分なりの経営哲学やスイーツバーを開業するにいたった経緯から運営面のお話をしてくださり、
ユーモアあふれる明るい方という印象だったよ!
今回のテーマである「必要な人材」というお話の中で、「色々な経験をしている人」という話題が挙がりました。
つらい経験も楽しい経験もしている人だからこそ、視野を広くもって、
色んな人の立場になって物事を考えられる、そういう人になってほしいとおっしゃっていました。
加藤さんは、毎月カンボジアへ井戸を掘るチャリティー活動に参加しているそうなんだ。
そこで、自分の身が危険にさらされながらも、
社会のために何かしたいと勉強を頑張って生きている孤児院の子ども達と出会ったことで、
「日本に帰ったら頑張ろう」と自分を高める気力をもらっているんだって!
「一人の力は微力かもしれないが、無力ではない。『動けば、変わる』ということを若い人たちに伝えたい。」
「仕事は、世界に笑顔を増やすことだと思っている。あなたが行動すれば、世界の何かが変わるというバイタリティーで社会に踏み出してほしい!」
チャリティー活動をすることで、人や新たな仕事につながることを実感して、このように感じたそうだよ。
最後は、キャリアデザインプロジェクト(CDP)2014のスタッフがモデレーターを務めた
パネルトークが行われたよ。全く違う業界で活躍するお二人でしたが、経営者としての考えが共通している点も多かったみたい!
なかなか聴くことのできない貴重な講演で、これから社会に出ていく学生にとって、とてもタメになったんじゃないかな!
今後も様々なイベント情報をブログで告知していくので、チェックしてみてね!