2014/9/15 小さい秋、見いつけた!(2)
もう気がつけば、夏休みも後半戦。
新学期に、みんなの元気な顔が見れることを
楽しみにしているよ~!!
小さい秋を見つけにキャンパスを歩いたけど、
なぜか、まだまだ秋の気配は、それほど進行しておらず、
なんとなく「夏の終わり」・・・的な雰囲気だね。
旭展望台から小樽港を見下ろすとこんな情景が・・・
そんな中で、キャンパスの5号館脇にそびえる大きな木が
異彩を放っているよ。まさに「鈴なり」に実をつけているんだ!!
クリの実?オニグルミの実? ・・・いやいや、
これはね、「トチの実」なんだ!!
昔から食料として珍重されてきたもので、
とりわけ戦中や、自然災害などの食糧難の時には、
とても大事な栄養源になったんだよ。
アクが強くて、渋味が強いけれど、上手にアクを抜く方法を知れば、
もっちもちの美味しいトチ餅が出来上がるんだ!!
ちなみに、この栃の木(トチノキ)には、ベニバナトチノキや
セイヨウトチノキなどの仲間があって、
セイヨウトチノキはフランス語で、マロニエと言うんだって!!
「マロニエ」って、なんだかとても素敵な響きだよね~。
このマロニエは、あのフランス、パリの凱旋門の通りを彩る並木道に
植樹されている木なんだよ。
そうか~、あの「シャンゼリゼ通り」のマロニエと、ご親戚なんだね!?
この商大キャンパス奥の森には、こんな可愛い住人もいるよ!
これはね、エゾリスという「キタリス」の仲間で、
北海道にだけ生息する種なんだ。
この他にも、エゾタヌキ、テン、キタキツネ、エゾウサギ等々の
目撃情報が沢山あるよ。
・・・でも、ヒグマには出会わないように、気をつけてね!!