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2014/06/17 商大生が商大生のためにおすすめする本 第1弾は推理小説!

今日は図書館の夜間アルバイトさんのおすすめ本を紹介するよ!

先日ブログでもお知らせしたように(記事はこちら)、現在、図書館では、商大生が商大生におすすめする本の企画展示を開催中なんだ!

第一弾の今回は、商学科2年生の、坂上友梨さんのおすすめを紹介するね!

 

sakaue-kyoukotsu.jpg

 

まず1冊目はこちら!!

sakaue-kyoukotsu2.jpg

※貸出する図書は、坂上さんが持っているカバーなしの物だよ!

タイトル 狂骨の夢(『百鬼夜行シリーズ』)
著者名 京極夏彦
出版社名 講談社
請求記号 G 9.2||03170||246557

 

○この本の内容を簡単に教えてください!

「海鳴りが怖い。自分のものではない記憶がある。首を切って殺したはずの夫が何度も何度も蘇ってくる。

奉られる髑髏。海に浮かぶ髑髏。堆く積まれた髑髏。骨。骨。骨。

…と様々な出来事が複雑に絡み合った事件に、京極堂達が挑みます。」

 

○この本を推薦した理由は何ですか?

「実はこの本、百鬼夜行シリーズの三作目なんです。ですから、本来なら一作目を推薦するべきなのでしょう。

しかし、最近この本を読んだ私としてはどうしてもこの本をお薦めしたくてですね。

この本はとても分厚いので、最初は躊躇される方も多いと思います。

でも大丈夫です。見た目よりもずっと読みやすくて、あっという間に時間が経ってしまいます。

序盤ではまるで怪奇だった事柄がどんどん解決されていく様はもはや圧巻です。

 

 

続いて2冊目!!

sakaue-kyousyou.JPG

タイトル 凶笑面
著者名 北森鴻
出版社名 新潮社
請求記号 G 9.2||04419||324292

 

この本の内容を簡単に教えてください!

「学会から異端児扱いされる民俗学者、蓮丈那智のモットーは想像力とフィールドワーク。

助手の内藤三國を振り回しながら、現地調査中に巻き込まれた事件を、持ち前の想像力と推理力、そして民俗学的観点から解決していく短編推理小説です。」

 

 

○この本を推薦した理由は何ですか?

「この本は「鬼封会」、「凶笑面」、「不帰屋」、「双死神」、「邪宗仏」の五つの短編から成っています。どれも好きなのですが、おすすめは「不帰屋」ですね。

短編なのでサクサク読めます。「推理小説は読みたいけど長いのは苦手…」という方にぴったりだと思います。短い中にもきちんとストーリーがあって楽しめます。

見どころは主人公の蓮丈那智と語り主の内藤三國の関係性でしょうか。蓮丈那智に逆らえない内藤が読んでいて愉快ですね。」

 

 

 

坂上さん、ありがとうございました!!

余談だけど、1冊目の作者の京極夏彦は実は小樽市出身なんだよ!

様々な奇怪な事件に挑む推理小説、暑くなるこれからの季節にぜひ読んでみてね!!

 

    

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