2014/05/19 新任教員インタビュー(2) 商学科 市原啓善先生
今日は新任の商学科・市原啓善先生へのインタビューをお届けするよ!
Q.商大に着任する前は何をされていましたか?
名古屋の大学を卒業後、会計事務所に就職し6年間会計業務を行っていました。
その後、教員を目指すために会計事務所を辞めて大学院に進学し、5年間の修士課程・博士課程を経て商大に来ました。
Q.趣味・特技等ありましたら教えて下さい。
趣味はこれといってないのですが、出かけることが好きで、妻と小旅行やドライブに行くことが好きです。小樽では観光客のような気分で、水族館に行ったり、あんかけ焼そばのお店に行ったりもしました。
あとは体を動かすことが好きで、友人に誘われてよく富士山に登ったり、マラソンに参加したりもしていました。特にサッカーは昔からやっていましたので、するのも見るのも好きです。最近だと商大の教員テニス部に入って先日行われた学長杯にも参加しました。
Q.先生の専門分野を教えて下さい。
分野的には経営学のなかの会計学になりますが、実際は経済学に近く、経済理論等を使って仮説をたてて、実証研究というデータ分析を行う研究をメインに行っています。会社の財務データや株価データを分析し、経営者の会計行動を明らかにしていきます。
簡単に言うと、例えば、経営者がどうして利益操作をしているのか、どの程度利益操作をしているのか、どのような時に利益操作を行うのかを研究しています。
Q.先生はどのような講義を担当されているのですか?
現在は学部夜間主コースの簿記原理と大学院の財務会計論を担当しています。
今後は税務会計論を担当する予定です。
Q.商大生の印象は?
まだ1か月ですが商大生の印象は、授業中は真面目ですし、生き生きとしていて活発で行動力があると思います。
Q.学生が先生の授業を受けることでどのような力が育つことを期待していますか?
会計は、社会に出てからも知っていると、仕事で役に立つ学問だと思います。出世して管理職になれば会社の業績を把握するうえで、必ず必要になりますし、仕事でなくても、この会社がこういう業績なので株価が上がるのか下がるのかとかを、会計をとおして知ることも出来ます。卒業した後にも生かしていただきたいですし、授業のなかでイメージしやすいよう具体的な事例を出して伝えていきたいと思います。
Q.ご自身が大学生の頃はどのような学生でしたか?
税理士資格取得のために専門学校にも行っていました。ほかにも友達とサッカーサークルを立ち上げたり、アルバイトも色々やっていましたので、大学の勉強を特にすごく頑張ったとは言えないかもしれません。
Q.商大生(または小樽)のみなさんにメッセージをお願いします!
大学の科目は、会計もそうですが、統計学や経営学などのように、意外と仕事についてから「大学のころに勉強しておけばよかったな」という科目が結構あったりしますので、勉強もとても大事です。
あとは在学中に社会を見てほしいと思います。それはアルバイトでも良いですし、商大にある地域と連携して行う授業でも良いので、学外の大人と話す機会があれば積極的に参加してください。そこで社会人と学生の考え方の違い等を身に付けると、就活の面接や社会に出てからも役立つと思います。活発に大学生活を過ごしてほしいですね。
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市原先生、ありがとうございました!
会計事務所では会計業務だけではなく、事務所の経営に携わったり、採用も担当していたことがあるそうです。税理士を目指いている学生は話を聞いて見てみるといいかもね!