2014/05/07 新任教員インタビュー(1) 経済学科 田中晋矢先生
今日は4月に赴任された先生紹介第1弾をお送りするよ!
経済学科 田中晋矢先生へのインタビューだよ!!
・商大に着任する前は何をされていましたか?
2013年3月に一橋大学大学院経済研究科の博士課程を修了して学位を取得しました。
その後,2013年4月から高崎経済大学で日本学術振興会の特別研究員PDとして計量経済学に関する研究を行っていました。
・趣味・特技等ありましたら教えて下さい。
私は,フォークソング好きでして,ギターを弾き語るのが唯一の趣味なんです。
家にはギターもありますけど,60年代,70年代の日本のフォークソングしか聞かなくて,新しい曲は全然わからないです(笑)。
特技はちょっと人様にお見せできるほどのものはないですね~。
・先生の専門分野を教えて下さい。
計量経済学は,大きく理論研究と実証研究にわかれているのですが,私は理論研究の方を専門としています。
理論研究には,おおざっぱに言うと,とても精度が高いけど,扱いが難しい分析手法を考えるものと,精度はちょっとだけ落ちるけど,誰にでも扱いやすい分析手法を考えるものがあります。
私が研究しているのは,後者の方で,計量経済学の基礎知識を持っている人であれば誰でも気軽に安心して使える,できるかぎりシンプルかつ精度が高い分析手法を考えたいというのが,自分の考えで,そういった手法をみなさんに提供するのが自分の仕事ですね。
・先生はどのような講義を担当されているのですか?
学部と大学院で統計学を教えています。
・学生が先生の授業を受けることでどのような力が育つことを期待していますか?
今は,インターネットとかで色々なデータがあふれていますけど,そういうものを眺めるだけではなく,扱える知識を身に付けてほしい。
それも,正しいデータの扱い方を身に付けてほしいですね。
実は,誤った知識・方法でデータ分析をしている人って結構多いんですよね。ですから,そういうところを学んでほしいです。
・ご自身が大学生の頃はどのような学生でしたか?
ほとんど,アルバイトしているだけでしたね。小さい学習塾で働いていたのですが,そこの居心地がよくて,入り浸ってました(笑)
学部では,試験前ぐらいしか勉強してなくて…恥ずかしながら,普段から勉強していたかというと微妙ですね(苦笑)
・商大生(または小樽)のみなさんにメッセージをお願いします。
まだ,日が浅いので,掴みかねているところもありますが,商大は,真面目な学生が多い印象ですね。
それはもちろんいいことですが,もっと,教員に質問したりするなど,積極的にコンタクトを取るようにして,提供されるのを待つのではな く,自分から学びに来てほしいというのはありますね。