2014/03/08 「わが英語人生をふりかえる」髙井收名誉教授講演会の報告だよ!
今日は,3月5日に新しい図書館の地域連携スペースで催された,髙井收名誉教授による講演会
「わが英語人生をふりかえる」の参加報告だよ。
とっても盛り上がった講演会の様子をレポートするね☆
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言語センターで,28年の永きに亘って商大の英語教育の中心的役割を果たされ,
昨年3月に惜しまれながらご退職された髙井先生。
( 髙井先生の最終講義のブログ記事はこちら)
今回のご講演では,『小樽商科大学人文研究第126号』に寄稿されたエッセイ,
”Recollections of My Learning and Teaching English” に沿って,アメリカ留学体験や,
これまでに出会った忘れられない恩師や上司のエピソードなどをユーモアたっぷりに語って下さったよ。
その中でも特に印象に残っているのが,アメリカ留学時代のエピソード。
様々な文献を必死に調べあげて提出したレポートを読んだ恩師から,
「これはあなたの英語じゃない。拙くてもあなたの英語を書きなさい。」
と言われてしまったんだって。
”My English” この言葉は髙井先生の胸の中に残り続け,
商大生にも,「人の英語を写すのではなく,自分の英語を一から作らないといけないよ。」
とご指導されていたそうだよ。
商大在職時には,「異文化相互理解の架け橋となりたい」とのご意思を持って,
留学生を交えたユニークなゼミを行っていた髙井先生。
異文化コミュニケーションには,母国の文化をよく知ること,母国を大切に思う気持ちが大事
だともおっしゃっていたよ。
こうして,ご講演も終わりにさしかかった頃にサプライズが!
在職中から親しまれていたという北海道民謡『江差追分』を披露して下さったんだ!
創立100周年記念「小樽商大緑丘百周年祭」でも披露されたその唄声には,
その場にいたみなさん,聞き惚れていたよ♪
( 「小樽商大緑丘百周年祭」で唄声を披露される髙井先生のお姿はこちら)
最後の質疑応答では,英語教育や異文化コミュニケーションの話題で盛り上がり,
参加された方からは,「白熱教室in小樽商大のようだった」というご感想もいただいた今回の講演会。
髙井先生,参加されたみなさま,どうもありがとうございました。
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下記のページからも髙井先生のご著作を読むことができるよ。ぜひ見てみてね!
髙井先生のホームページ
http://www.quia.com/pages/takai.html
髙井先生の研究者ページ(Barrel)
http://barrel.ih.otaru-uc.ac.jp/researcher?action=viewResearcherPage&researcherId=21