2014/02/06 山本眞樹夫学長 最終講義レポート!
今日は,1月29日に行われた山本眞樹夫学長の退任記念最終講義の内容について,
学生スタッフの松田くんがレポートしてくれるよ!!
それでは松田くん,よろしくお願いいたします。
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講義は改装され、新しく生まれ変わった160教室で行われました!
学長の最後の講義だから大学で一番新しく綺麗な教室で行ってほしい、という大学側の粋な配慮です。
現時点では学生はまだ普段入れないので、参加した学生は教室の変貌ぶりに驚いていました!!
そして、講義には商大生のみならず大学職員や教員の方々をはじめ、
非常に多くの方々が参加されていました!
さて、講義のテーマは『簿記・会計の成り立ち-アカウンタビリティの本質-』。
普段私たちが使っている簿記の中でも主流となっている「複式簿記」がいかにして生まれ、
そして広まっていったかという話を分かりやすく説明してくださいました。
普段の講義では簿記の考え方や使い方について学ぶ機会は多いかと思いますが、
今回は簿記の歴史を中心に学ぶことができ、すごく新鮮で興味深い内容でした!
ちなみに複式簿記は古代ローマから広まっていった説と中世のベネチアなどの地中海貿易の中心地
から広まった説の2つが有力といわれているそうです。すごく歴史を感じますね!
そして、財務会計の考え方の成り立ち、そして今日でも企業で重視されている「アカウンタビリティ(説明責任)」
の本質的な部分について解説してくださいました。
今まで入学式などでしかお会いすることができなかった山本学長の講義は、
もう受講できないのがとても残念に感じるくらい、わかりやすく、面白い内容でした!
講義の後はなんと、一橋大学の山内進学長からビデオレターが!
山本学長は山内学長と高校時代の同期なのだそうです。
高校時代の友人が数十年を経てお互い同じ学長の座に就くというのはなんだかロマンを感じてしまいますね。
ちなみに山内学長には昨年5月に新入生歓迎講演会を商大で行っていただいたんです!
(https://www.otaru-uc.ac.jp/shoudai-kun/2013/04/2013422sinnyusei.html)
最後は関係者の方々から花束が贈呈され、山本学長の最終講義は終了となりました。
山本学長、学生そして教員として39年間もの長い商大生活,本当にお疲れ様でした!!