2013/11/23 新任教員紹介 (10) 社会情報学科 原口和也先生
今日は新任の先生紹介第10弾!
10月に赴任された社会情報学科・原口和也先生へのインタビューだよ☆
商大に着任する前は何をされていましたか?
宮城県の石巻専修大学で、
6年半ほど教員として勤務していました。
震災の時は大変でしたが、普段できないような勉強もさせてもらいました。
趣味・特技等ありましたら教えてください。
趣味はランニングとサイクリングです。
と言っても大会に出たりするほど入れ込んでいるわけではなく、
気晴らし程度にやっています。
先生の専門分野を教えてください。
コンピューターサイエンスにおける、
アルゴリズムと組合せ最適化の理論と応用です。
応用の対象は主にオペレーションズ・リサーチと人工知能です。
先生はどのような講義を担当されているのですか?
後期の計画科学です。
学生が先生の授業を受けることで
どのような力が育つことを期待していますか?
いくつかの代表的な組合せ最適化問題について講義するのですが、
これらの問題は、その意図は比較的理解しやすいのですが、
効率の良い解き方は決して自明ではありません。
一見どこから手をつけていいのかわからない問題を、
論理で切り崩していく過程を楽しみ、自分の力にしてもらいたいと思っています。
・ご自身が大学生の頃は
どのような学生でしたか?
差し支えない範囲で教えてください。
サイクリング部に入っていましたので、よく自転車旅行に出かけていました。
北海道も2回走ったことがあります。
小樽にも来たことがありまして、そのときは随分遠い所まで来たと感じたものですが、
まさかそこにある大学で働かせていただくことになろうとは、我ながら不思議な巡り合わせだと考えています。
動物に例えられたことはありませんが、
動物園に行くときは象など大きい動物を見るのが楽しみです。
・商大または商大生には
どのような強みがあると思いますか?
また、ここを鍛えたらもっと強くなる!
といったことがありましたら教えてください。
商大の強みは長い歴史と規模のコンパクトさにあると思います。
着任したばかりで具体的なアドバイスはできませんが、
決してあぐらをかくことなく、各自研鑽を積んで欲しいと思います。
・商大生(または小樽)のみなさんに
メッセージをお願いします。
色々なことにチャレンジして、打ち込める何かを見つけてください。
もう見つけた人は、それを突き詰めてください。突き詰めると必ず壁にぶつかります。
その壁を何とかして乗り越えて行って下さい。その経験の繰り返しが、今後の糧になるはずです。
普通、壁にぶつかったところで物事を諦めてしまいがちなのですが、
そもそも壁にぶつかったのは、あなたがそれだけ取り組んできた証拠です。
そのことを疑わず、自信をもって解決に挑んでください。
視点を変え、角度を変えれば何とかなるものです。
壁にぶつかっても、諦めず自信を持ってチャレンジして行こう!
原口先生、力強いメッセージありがとうございました!