2013/9/11 商大充からのアツいメッセージ~学生FDサミット2日目~
学生FDサミット二日目の報告です!
ということで,商大充代表・吉田(3年)がお届けします。
二日目は午前・午後共に分科会でした。
分科会とは,テーマ毎に分かれて,発表やディスカッションをし,他の大学の活動を知るものです。
午前・午後どちらも3つのテーマのうち気になるものを一つ選び参加をしました。
各セッションの詳細は、最後の追記部分をご覧ください。
ここで、学生FDサミットに参加して考えたことを話しておきたいと思います。
ちょっと真面目な文章になるかもしれませんが,
最後までお付き合いいただけたらと思います。
この二日目に渡ってお送りした学生FDに関する記事でしたが,
おそらく商大生には学生FDなんて馴染みのない言葉ですよね。
私はかれこれ3度学生FDサミットに商大充のメンバーとして参加していますが,
“学生FD”とは何なのか,定義をはっきり説明する自信はあんまりありません。
知っている限りで言うと,FDとは,もともと,“大学教員の資質向上”ということで始まったものですが,
結果的に資質向上は大学教育の全体改善ということにつながっているため,
多くの大学では“大学教育の改善”という意味で捉えられてきている現状があります。
そして,学生FDとはその大学教育改善に“学生の目線”を取り入れるものです。
大学教育改善には学生の目線が必要だ!と考える大学もあって,
大学の組織として学生FD団体が存在している場合もあります。
このことは置いといて,小樽商科大のことを考えてみましょう。
小樽商科大は積極的に大学教育改善に努めている大学だと感じています。
商大生にとってより効果的な教育になるように,アクティブラーニングを取り入れたり,
今度は英語での授業が積極的に取り入れられる“グローガルコース”というのができるようです。
噂では,入学時全員がタブレットを所有しなければならなくなる可能性もあるみたいですね。
事実ゼミだって60以上開講されていますし,学習する環境としては大変恵まれているでしょう。
後はそれを受ける側の問題だと思います。
別に,授業を全てまじめに受けろ,ということを言いたいのではなく,
これだけ環境が整っているのだから,
大学を学費以上に“使いきった方がいいんじゃない?”と思うんです。
教職員の方々は,大学の環境を整えようとしていることもそうですが,
大学には様々なチャンスがあり,学生も主体的にチャンスを活用しなければ
もったいないなと思っています。
結局,どんなに教職員を中心に大学が教育改善に努めていても,
我々学生が主体的にそれを活用しようとする姿勢が欠かせないでしょう。
学生FD活動と言って,活発化することは素晴らしいですが,
なんでも大学にお願いする前に,自分たちのことを見つめなおすことも大切です。
商大充はそういう,
多くの商大生が大学生活をより主体的に充実できるように,
なにかお手伝いをさせてもらえたらなと思いました。
もちろん,商大充だけでは出来ないので,他の部・サークル,団体の力を借りながらです。
学生FDサミットに参加して学んだことはたくさんあります。
これからしっかりと,活かしていきたいです。
ちょっと真面目な話になりましたが,商大充をこれからもよろしくお願いします!
(追記)
それぞれの分科会のテーマを紹介します。
ちなみに商大充からは、僕(吉田)と副代表・澤村が,“学生FD再考(主催:追手門学院大学)”で話題提供しています。
商大充の話題提供の様子です。会場には100人以上の教職員・学生が聞きに来てくれました!
副代表・澤村が堂々の話題提供中です。僕、吉田も堂々のカメラ目線です。笑
【分科会:午前のテーマ】
(1)大学教育の本丸へ突撃☆真夏の学生FD作戦会議
大阪大学のパンキョー革命推進チームが,学生が主体となって大学の改善を行うことがあるけど,その到達点,最終目標は何なのか?ということについて活動事例を混ぜながら,ディスカッションするものです.
(2)解決!学生FDアンサー
立命館大学学生FDスタッフが主催で,学生FDをこれから始めようとしている人たちに,それぞれ今自分が経験していることを報告し,共有することでその後の活動に活かすものです.
(3)学生FD活動の大学間連携
広がりつつある学生FDの大学間連携に対して,そのメリットと課題について話し合いました.来年度のサミット開催校である東洋大学学生FDスタッフを中心に運営してくれました.
【分科会:午後のテーマ】
(1)学生FD再考
追手門学院大学学生FDスタッフが中心に,学生FDとは何なのか?ということを今一度考えてみるのをテーマに,各大学の活動報告をした後,全体でディスカッションをしました.
(2)学生発案型授業の可能性と課題
大学の中には,大学の授業に興味を持ってもらおうということで学生目線で興味を持って貰えそうな授業を企画する大学があります.大学の取り組みの現状と課題について話し合っていました.企画・運営は関西大学科目提案学生委員会でした.
(3)それでも僕は考えたい学生FDへの「思い」
京都産業大学が学生FD活動に携わる学生・教員・職員の内面について迫っていました.なぜ,学生FD活動をしなければならないのか,なぜ興味を持つことができるのかを話し合っていました.