2013/6/3 北海道の産業クラスター関連資料収集活動報告!(加藤ゼミ)
今日は商学科・加藤敬太先生が、昨年度からゼミで取り組んでいた
産業クラスター関連資料の収集・整理についての活動報告だよ!!
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商学科経営学講座の加藤です。
加藤研究室では昨年度から附属図書館にて、
北海道の産業クラスターおよび札幌のITベンチャーのクラスター
「サッポロバレー」の関連資料を収集しています。
産業クラスターとは、特定分野における関連企業や
関係機関(大学、研究機関、業界団体など)が特定の地域に集中し、
競争しつつ協調している状態のことを言います。
クラスターの形成は地域のあらゆる資源と関係することが多く、
地域経済の活性化の起爆剤となるともいえます。
北海道は、産業クラスター形成の活発な地域で、とくにサッポロバレーに関しては、
世界的に見ても、かなり早い段階から産業クラスターが形成されてきました。
この度、我が国サッポロバレー研究の第一人者である
大阪商業大学教授(大阪大学名誉教授)で日本ベンチャー学会会長でもある
金井一賴先生はじめ多くの関係者の皆様から寄せられた貴重な資料を、
附属図書館のご協力のもと整理いたしました。
産業クラスターに関心がある多くの人々から注目されてきた
サッポロバレーの関係資料を、このような形で収集・整理するのは、
道内研究機関、公共図書館の中では初めての試みです。
北海道は、最近でも食クラスターなど、ますます産業クラスターの形成に
注目が集まっています。
全国および道内の産業クラスター研究者および関係者の方々、
さらには産業クラスターに関心のある学生、市民の皆様のご参考になるかと思います。
文献目録は、CBC(ビジネス創造センター)から発行された
ディスカッションペーパーにて公刊しました。
バレルからご覧いただければ幸いです。
http://barrel.ih.otaru-uc.ac.jp/handle/10252/5126
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資料の整理を担当した妹尾大樹君からのコメントだよ!
今回、サッポロバレーの関連資料を整理する仕事を担当しました、
加藤敬太ゼミナール卒業生の妹尾大樹です。
昨年度、一年間、サッポロバレー関連資料の整理の仕事をしました。
サッポロバレーの存在を知る学生は少ないと思いますが、
サッポロバレーとは札幌市内のIT企業の集積のことで、
ITによる地域産業創出の成功例として、全国的にも注目されました。
しかし、数多くの貴重な関連資料を一括で管理している場所がなかったため、
今回の仕事を加藤先生のもとで行うことになりました。
仕事内容は、資料管理や製本作業、またはクラウドサーバーへの
資料アップなどでした。
日本各地から集められた資料を、
ゼミ室や図書館で夜遅くまで作業する日もありましたが、
大変意義のある活動だと理解していたので、
やりがいのある仕事でした。
2013年2月14日撮影
加藤・金井一賴先生・妹尾大樹君(後ろは収集資料)
(附属図書館資料室にて)