2013/4/7 観光業で地域を活性化するには!?(CBCセミナー後編)
ちょっと間が空いちゃったけど、 3月6日の記事に引き続き、CBCセミナーの模様を
ブログスタッフの吉村さんがリポートしてくれるよ!
****************************************
こんにちは、ブログ学生スタッフの吉村です!
今回はCBCセミナー後編の模様をお伝えします!
前回の木村先生の講演に続いて、株式会社星野リゾート・トマムの
前代表取締役である近藤さんが、自身のトマムリゾート再建の経験から
地域活性化への方策についてお話をしてくださいました。
地域活性化にとって重要なのが観光業であり、
全産業の中でも経済波及効果が高いとのこと。
また、
1.大規模な投資をしなくても地域の工夫や努力によって振興が可能
2.外国のお客様から外貨を獲得できる
3.地域住民の地域資源の再認識にもつながる
等々、観光業のメリットは多くありました!!
トマムリゾート再建の際にも、あまり費用をかけずに
元からあるサービス、客室を改善し充実させることによって
顧客を獲得することに成功したそうです。
もちろん成功にいたるまでは簡単なことではなく、
正確なデータと情報収集から始め、顧客のターゲットをしぼり、
そこの市場でのNo.1を目指すことで
従業員たちのモチベーションを上げていったそうです。
これらの話は授業で経営学を学んでいた私にとっても
非常に興味深く、実践的な経営の話を聞けたことで
もっと経営学のことを学びたいという気持ちが膨らみました♪
その他、観光において有効な戦略を聞くことが出来ました。
たとえば朝と夜、それぞれに目玉になるものを用意する。
(函館で例えると、朝は朝市、夜は夜景)
これによって宿泊するお客さんが増えるとのことです。
宿泊客1人は日帰り客3人と同じ程度の消費をするので
この戦略はとても有効だそうです。
質疑応答では
小樽商科大学が小樽の観光資源に
なるのではないかという意見が出され、近藤さんからは
「トマムに大学の誘致を考えたこともある程で、
大学は大きな観光資源になる」というお話をしていただきました。
私の周りにも、小樽をもっと盛り上げようと頑張っている学生や
商大で学んだことを小樽の街に還元していこう、
という想いを持つ学生が多くいます。
これは小樽が観光都市として発展していくうえで
強みになるのではないかと改めて感じました!
ここまで少し真面目に書きましたが、
セミナーは終始和やかな雰囲気でした(^0^)*
私自身こういうセミナーに参加するのは初めてでしたが
とてもためになり面白かったです!!
またこのようなイベントがあればブログでも告知していきます♪
興味のある方は一度参加してみてはいかがでしょうか?