2013/2/27 一般教育系(数学) 兼岩先生最終講義レポート!
今日は,今年の3月末で退職される
本学商学部一般教育系特任教授の兼岩龍二先生の
最終講義の模様をお伝えするよ。
最終講義は, 「我が数学人生」と題し,2月1日(金)の5講目に行われたよ。
履修学生だけではなく,教職員の方も多く出席されていたね。
初めに,先生が数学担当の大学教員になるまでの経緯を紹介してくれたよ。
★小学校の頃は算数が嫌いで,計算も人より遅く,計算ミスも多かったんだって。
意外だね!
ただ,文章題は得意だったということで,この頃から考えて解くという応用力が
備わっていた生徒であったことがわかるね。
★
中学校の頃,先生にされた「√」に関する話が何となく気になり始め,それがきっかけで
徐々に数学にのめり込んでいったんだって。
数学の本をたくさん読み,学校とは違った視点で数学と向き合うようになっていったとのこと。
僕が今聞いてもわからないような難しい理論を,中学生の時に既に理解していたんだよ。すごい・・・。
★
高校の頃も,引き続き次元の高い数学の勉強をされていたとか。
ただ,学校の数学には手をつけていなかったため,大学受験をするか否かは悩まれ,
推薦で大学に合格されたなんて裏話も。
★
大学では,数学をより深く学ぶためには,外国語の力も必要だと言われ,
英語を初め,ドイツ語やフランス語,ロシア語等の語学も熱心に勉強されたんだって!
その後,院生として,研究員として,様々な業績を残され,昭和53年に小樽商科大学に採用となられたんだ。
その後は,先生のご専門の内容について,数式やグラフを使用してお話いただいたんだけど,とても難しかった!
正直,内容を全て理解することは出来なかったけど,
先生が本当に数学が好きだということがひしひしと伝わってきたよ。
そして,最終講義の締めくくりとして先生から歌の披露が!
数学の論文を読む上で必要ということで勉強したフランス語の歌を歌ってくれたよ!
みんな聴き入ってしまった・・
先生の人柄が会場の雰囲気を明るくし,とても和やかな最終講義となり,沢山の拍手と花束が贈られてたよ!
兼岩先生,約34年間の商大でのお勤め,本当にお疲れ様でした!