2013/1/13 アメリカからの留学報告 Part2!
1.簡単に自己紹介をお願いします!
企業法学科の4年の大澤純です。小林敏彦先生のゼミに所属しています。
2. 留学先はどこですか?
アメリカのジョージア州オグレソープ大学です。
ジョージア州と聞いてもあまりピンと来ないと思いますが、
オリンピック開催で有名なアトランタがあります。
あとコカコーラ本社もあります。雪はめったに降らないようです。
3.どんな国、学校、授業ですか?
アメリカは日本人と比べてフレンドリーな国です。
知らない人に話しかけられることも多いです。
アメリカでは学生同士でもお互いの友達を紹介し合うので、簡単に打ち解けることができます。
また学食のおばさんが私の好みを知ってくれて「ほんとこれ好きだね~」と話しかけてくれたり、
歌を歌いながら働いたり自由でいいなと感じます。
かつて商大に交換留学にきていたチャンドラーさんです!空港まで迎えに来てくれました!
オグレソープ大学は小さめの大学です。
建物はかなり凝っていて、ハリーポッターの学校のような雰囲気もあります。
寮は新しいものから古いものまでいろいろあります。
私の寮は森に面していて、まるでキャンプ場のバンガローのようで私は気に入っています。
秋にドアを開けていると枯葉だらけになります。
また、オグレソープ大学の面白いところは、学生の半数が黒人系で、またスペイン語が身近なところです。
中南米からの留学生が多いためスペイン語の会話がよく聞こえてきます。
あとこの大学の日本人は今のところ私を含め三人です。
日本人が多いところは嫌で、でも一人だと嫌だという人にはちょうどいい大学だと思います。
図書館の写真です。24時間使える部屋もあります。
授業に関しては、私は四年生ということもあって卒業所要単位を気にすることなく興味のあるものを履修しました。
美術やギターのような商大には無いものも履修しました。
授業の聞きとりに関してはかなり苦労しましたが、教授と生徒の距離が近いため何度も説明を
してもらうことができます。
また教授は生徒全員の名前を覚えてくれます。
授業でのディスカッションなどはついていくのに必死でしたが、
発言すれば必ずフィードバックがあり、そこからさらに生徒が熱くなっていくので楽しかったです。
あと留学生用のセミナーの授業を取るとアトランタ観光をたくさんできますよ!
よくアメリカの学生はまじめに勉強すると聞きますが、宿題が毎回あって勉強せざるを得ないのだと思います。
まったく授業に出ない生徒もいたりするので日本と似たりよったりだと思います。
余談ですがテスト勉強を一夜漬けで済ませる日本人はずいぶん器用だなと感じます。
4.留学生活はいかがですか?楽しかったこと,驚いたこと,大変なことなど教えてください。
寮生活が特に楽しいです。
私はとてもいいルームメイトに出会えました。ラクロス選手3人とR&B好きの黒人と住んでいます。
歌を歌わされたり、映画を見たり、変な言葉を教え合ったりして楽しく過ごしています。
また私の寮はオートロックでないためセキュリティー的には問題がありますが、
そのおかげで常に誰かが遊びに来てくれたり、簡単に遊びに行けたりするので、
急に「マック行こう!」などと誘われたり いつ何が起こるか分からないところが楽しいです。
学校でパーティがたくさんあり、毎回衣装テーマのようなものが決まっています。
これはトーガ・パーティというパーティの衣装を作ったときの写真です。
つらいのはやはり食事です。
学食のメニューは毎日ほとんど変わらないので絶対飽きてきます。
ピザは毎日食べることができます。
ただ個人的には日本のピザの方がおいしいです。
ルームメイトに対しての不満もたくさんあります。
例えばエアコンを冬でも付けっぱなしにしたがるので口論になったり、トイレの使い方が汚かったり。
自分のやり方に文句を付けられたら誰もいい気持ちはしないのは分かっているので、
丸く収まるように我慢したりもしました。今では慣れましたが・・・
クリスマスの時の写真です!友だちとそのいとこたちと数日いっしょに過ごしました。
5.留学を考えている人へメッセージをお願いします。
もし少しでも興味があれば、行動をはじめてみてください。
留学へ行くのは早ければ早いほどいいと思います。
大学生活は長いようで就職活動などを考えると短いものです。
私が言えることではありませんが、留学後のことも考える必要があります。留学を通してやりたいことが見つかるかもしれません。
早ければそれだけ時間に余裕があり何事も修正が利くと思います。
留学に興味を持っている人はたくさんいると思いますが、
国際交流センターの説明会へ行ったりする人は意外と少ないと思います。
それではもったいないです。
私も留学に対して何となく「いいなぁ」と思いつつも、1、2年生のときは何もしませんでした。
サークルの活動などで毎日が楽しかったので深く考えることもありませんでした。
私の場合は、留学をしてみないか、とゼミの先生に後押ししてもらったおかげで、やっと重い腰を動かしました。
そしてTOEFLに悩まされながら、なんとかアメリカに来ることができました。
私はいま4年で、もう少し早く留学に興味を持っていればなと思ったりもしましたが、
それでもアメリカに来て本当によかったと思います。
半年経ちましたが、友だちのおかげで毎日楽しく過ごしています。
人と出会い深い関係を築けることはただの海外旅行では味わえない留学の醍醐味だと思います。
もともと音楽や映画のイメージでアメリカという国に魅力を感じていましたが、
実際に来たことでこの国の良いところや自分にとって合わない文化などを知り、
そのことでアメリカをもっと好きなり、同時に日本はやっぱりいい国だなと感じるようになりました。
オグレソープ大学について書いてきましたが、おかげで自分の半年を振り返るいい機会となりました。
みなさんが留学について考える上で少しでも何かの役に立てたらうれしいです。