2012/10/1 宿場で異文化コミュニケーション!
こんにちは!学生スタッフの佐藤(1年)、平田(1年)、吉村(1年)です。
突然ですが、みなさんは外国人の方と交流する機会はありますか?
小樽商大は「北の外国語学校」といわれているので、
「外国人とお話ししたいなぁ…」、「もっと外国のことを知りたいなぁ…」
と思う人は多いのではないかと思います。
そこで、そんなあなたに紹介したい!学生スタッフ、佐藤お気に入りの
バックパッカーズホステル「杜の樹」さんへ取材に伺いました!
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杜の樹さんは、石垣の上にたたずむ旅行者向けの宿場です。
小樽市相生町(水天宮付近)にあります。
とてもおしゃれな店構えで、部屋の中も落ち着く空間となっています。
なんと9月22日で13周年を迎えられたとか!
取材に伺いに行った日は、「シェア飯」というイベントが開かれていました!
「シェア飯」というのは、宿泊客の方が作った夕食を皆で食べるというイベントで、
今回は台湾人の方が作ってくださいました!
こんなにたくさんの台湾の家庭料理が…!
食べてみたらとても美味しくて感動しました!
うどんに麻婆豆腐をのせて食べるという文化には驚きましたね。
台湾の方3名と一緒に、日本語と中国語を駆使して会話をするなど、
異文化コミュニケーションもとることができて、とてもいい機会でした。
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続いて店主の原田さんにいくつか質問をさせていただいたので、紹介したいと思います!
◎そもそも、バックパッカーズホステルとは何ですか?
バックパッカーズホステルはその名の通り、旅行客の宿泊施設です。
ゲストハウスと違ってB&B(ベッド&ブレックファスト)形式がなく、
他の旅行客と同じ部屋に寝泊まりする形をとります。
共有スペースもありますね。
また、食事に関しては自炊するか外で食べるかです。
◎なぜバックパッカーズホステルを経営しようと思ったのですか?
私は高校を卒業した後、様々な国を周りました。
ニュージーランドへ行ったときに利用したゲストハウスを参考に
今の「杜の樹」をつくりました。
利用したゲストハウスは、ゲストハウスに泊まっている人は食事が
ないから外に食べにいきますが、日本では温泉宿にすべてがそろって
いるから、旅行客は外に出ないですよね?
しかしその街では街全体がホテルになっていて、経済的に考えても、
街に外貨がおりるというものはなかなかない仕組みですね。
そんな宿があったらいいなと思い、バックパッカーズホステルを始めました。
◎宿泊者の国別の割合はどのようなかんじですか?
まず、宿泊者の割合は外国人が6割で日本人が4割となっています。
その中でも、外国人の5割をアジアが占めています。
特に韓国、中国、台湾から来た人が多いです。
ただ単に宿泊に来ている人もいれば、ヘルパーとして
無料で生活できる代わりに掃除をして過ごす人もいます。
◎最後に商大生にメッセージをお願いします!
よく、外国に行くには「言語ができること」が大事といわれていますが、
それよりも「料理ができること」が大事だと思いますね。
料理ができるだけで、宿泊先での会話が盛り上がったりする
きっかけとなることがあるんですよ!
また、留学するときは長期で(少なくとも1年)外国で生活することをお勧めします。
宿泊施設だけで、カフェなどはありませんが、お気軽にフラリと宿に
遊びに来ても全くかまいません。
その時に海外の旅人がいれば、いろんな国の話や旅のことを聞いたり、
小樽のことを教えたりすることができるかもしれませんよ!
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原田さん、ありがとうございました!
杜の樹さんについてもっと知りたいという方は下のホームページをご覧ください!