2012/8/9 商品開発担当者を直撃取材!
今日は,ブログ学生スタッフの平田(1年),佐藤(1年)が社会人インタビューをお届けします!
今回は初の学外取材!! いろんな卒業生にお会いして,仕事のお話や 大学時代のお話をお伺いしたいと思い, 動き出しました!!
今回取材させていただいたのは, 北海道キヨスク株式会社にお勤めの 佐々木麻未さんと佐々木未織さんです。
お二人は商品の企画・開発に携わっていて, 商品開発とともにイラスト作成や商品デザイン の仕事をされています。 このようにクリエイティブなお仕事に就かれて いる方のお話が伺えるということで,興味津々で 取材させていただきました。 |
◎まずは,自己紹介をお願いします!
【麻未さん】
大学時代は,昼は非常勤職員として商大で働き,夜は授業の日々でした。
朝から晩までほとんどの時間を大学で生活しているような感じでしたね。
また,ゼミは木村ゼミに所属していました。
ゼミでカフェの経営を行い,メディアに取り上げられたことはよい経験であり,
良い思い出です。
今はグラフィックデザイナーという肩書きをもち,北海道キヨスクの商品企画や
パッケージデザイン制作、会社のデザイン・意匠に関係する仕事をしています。
また,札幌観光大使フレンズとして,札幌の観光PRのイベントやセレモニーの
お手伝いをさせていただいています。
【未織さん】
私は今年の3月に卒業したばかりの社会人1年生です。
大学時代,サークルは写真部に所属していて,ゼミは荻野ゼミに所属していました。
今は,イラストレーターという肩書をもち働いています。
この春,札幌大通公園のとうきびワゴンの公式キャラクターのネーミング募集が
メディアに取り上げられてたのはご存じでしょうか。
実は,このキャラクター「きびっち」のデザインは私がさせていただきました。
その他にも,事務業務はもちろんのこときびっちのツイッターの運営・管理と
商品開発やデジタルサイネージの制作も行っています。
◎実際に「きびっち」をみせていただきましたが,とってもかわいいですね!
ゆるきゃら好きにはたまりません…!どのようなきびっちグッズが制作されているのですか?
【未織さん】
現段階では,ポストカード,クリアファイル,マグネット,メモ帳などがあります。
これらはキヨスクや大通公園のとうきびワゴン,キヨスクの経営している弘栄堂書店などで
販売されています。
小樽駅にある北海道四季彩館でも販売していますよ!
さらに今は,きびっちの着ぐるみ制作も予定していて,マスコットキャラクターとして多くの人に
支持・応援していただけたらなと思っています。
また,商大くんなど,マスコットキャラクター同士でコラボレーションもしてみたいですね。
◎仕事をしている中でやりがいを感じるときがあると思うのですが,どのような時なのでしょうか?
【麻未さん】
私が道外に出張に行ったときに,自分のデザインしたキヨスクの紙袋を
持っている人を見たときにとても嬉しく思いましたね。
道内でしか見ることのない買い物袋が,道外にも自分の携わったものが広がって
いるのだなと思うと,少しは北海道の良さを全国に伝える役割を担えているのかなと,
やりがいを感じる瞬間でした。
【未織さん】
実際に自分のデザインしたキャラクターが商品化されて店頭にならび,
多くの人の手にわたったときに,やりがいを感じますね。
ネットや店頭、弊社の販売員さんから聞く反応は、いいもの悪いものを含めやりがいに繋がります。
最近では,きびっちの着ぐるみ制作が決まり,より世間の人に知ってもらえる機会が増えると
思うとうれしく思います。
◎自分のデザインしたものが,人の手に渡ったり,多くの人に知ってもらうことって,
とてもすごいことですよね!
このような仕事をされている中で,大学時代の学びはどのように生かされていると
感じていますか?
また,お二人のように充実した社会人生活を送るには,大学生のうちにどのようなことを
しておくべきだと思いますか?
【麻未さん】
商品企画やデザインは,店頭でいかに顧客に手に取ってもらい,そして購入して
いただけるかが最も重要なファクターです。
顧客にはどのようなニーズがあるのか,顧客が商品を購入していただくまでにどのような
意思決定プロセスがあるのかなど,大学で学んだマーケティングはその基礎となっています。
また,このような講義での勉強以外にも,社会勉強をたくさんするといいと思います。
そのためにたくさんの人と交流し,人との繋がりを広げることが大切ですね。
人の話をよく聞いたり,色んな方とふれあう機会をもつことで,もっと素敵な自分になってください。
そのための努力は今後,社会に出ていく上で必要になると思います。
ぜひ,多くの学生,職員,先生など幅広い方々とふれあってみてくださいね。
【未織さん】
一言でいうと,「まじめに遊んで,そして学べ!」ですね。
大学生の時にまじめに取り組んだことは,全て社会人としての財産になると思います。
商品企画を行うにあたり,マーケティングの勉強はもちろんですが,写真部時代の経験も
生きていますし,コミュニケーション能力は社会でとても大事なものとなっています。
大学で学んだことがさまざまなことが今の仕事に直結していますので,大学生のうちに,
多くの人とふれあう機会をもうけるといいですね。
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最初は,デザインと商学がつながっているなんて意外だなという印象でしたが,
高商石鹸に代表されるようにモノ作りが商学の原点であることを知り,
また,私も大学生のうちに普通の勉強だけでなく社会勉強もつんで,
素敵な社会人になれるように頑張りたいなと思いました!
麻未さん,未織さん,お忙しい中ありがとうございました!