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2012/7/5 ゆめぽーとライブ第12弾!

今日は,小樽駅前プラザで開催されるゆめぽーとライブのお知らせだよ。

第12弾のゆめぽーとライブが、7月13日(金)に行われることに決定したよ。

 

今回の講師は、小樽商科大学名誉教授の片桐誠士先生

テーマは、「商業・流通の組織 - 売買の社会化とその否定-

 

 

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以下は、片桐先生からのメッセージ

 

資本主義の自由競争段階では、自立化した商業資本が本来個別的な売買を社会化し、これを社会的過程としての商品流通に適合させる。だがこの社会化は商品とその生産者あるいは生産と流通との関係を切断することによってのみ達成される。それはまさに横断的な流通機構である。資本主義が自由競争段階から独占段階に移行するにつれて、流通機構は商業組織から配給組織へと推転する。流通過程は生産過程とともに商品生産者である個別産業資本の運動の中に包摂され、統一されている。

商業組織では自然発生的な社会的分業に委ねられていた生産と流通が、ここでは統一的な個別的分業ないし技術的分業に編成されている。独占産業資本は生産過程とともに流通過程をもその支配下においている。とはいえこの支配力は完全なものではない。独占資本が流通過程に対して支配力をもつといっても、それはなお全体としての商品流通を組織し、管理しうるわけではない。

全体としての商品流通は、なお独自の法則性をもって、個別資本に対する規制力として作用しつづけるであろう。だがそれにもかかわらず配給組織においては巨大資本間の競争の制限=独占によって、その法則の作用形態は商業組織のそれとはいちじるしく異なったものとなっている。流通機構全体が、独占資本による流通過程の包摂を可能にし、その縦系列を規定的な要素として組織されるものとなっている。商業組織のもとでは分離されていた生産過程と流通過程とが配給組織において統合されているのは、そのかぎりにおいて流通過程の新たな社会化の達成といってよい。だがこの社会化は商業組織においてみられた売買の社会化を否定し、これを分断することによって実現されたものである。

 

 参加は先着20まで、もちろん入場は無料

 申込みやお問い合わせは図書館で受け付けてるよ。

 

附属図書館閲覧係

TEL : 0134-27-5273

FAX : 0134-27-5278

e-mail:lib‐unyo@office.otaru‐uc.ac.jp

 

皆さんのご参加、お待ちしてます!

       

 

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