2012/6/10 新任教員インタビュー(田林先生)
新任教員インタビューの第4弾!言語センターの田林洋一先生にインタビューをしました!
商大に着任されて約2ヶ月が経ちましたが、小樽での生活はいかがですか?
まだ完全に慣れてはいませんが、言語センターの方々にお世話になって徐々に小樽での生活に慣れてきたところです。
商大にはどのようなイメージをお持ちでしたか?着任されてイメージは変わりましたか?
商学部しか無い大学ですので、学生も商学のことしか興味が無いのかと思っていました。でも実際に来てみると、商学以外にも興味のある学生も多く、「語学に興味あります!」という学生もいてイメージが変わりました。商大の学生達は真面目で勤勉で、苦手な科目があっても逃げないので凄いです!
商大に着任する前は何をされていたのですか?
東京のいくつかの大学で講師をしていました。以前に法律事務所で英語・スペイン語の通訳兼パラリーガル(弁護士の業務補助)をしていたこともあります。
田林先生はどのような研究をしているのですか?
「スペイン語学」と「言語学」の研究をしています!具体的には、スペイン語の否定に関する研究や、認知言語学と呼ばれる「人間が持つ認知能力(知覚・視覚など)との関係からの言語の研究」をしています。
例えば「虹」という言葉は日本では7色というイメージですが、他の国では6色だったり5色だったりします。その違いがどこから来るのかというのを研究するのも認知言語学の研究の一つです。
趣味や特技はありますか?
バドミントンと合唱(アカペラ)です!バドミントンは高校時代からで、合唱は大学時代からやっています。小樽に来てからは両方とも出来ていないので、機会や場所があればやりたいなぁと思っています。
動物に例えるとご自分は何と言われることが多いですか?または何だと思いますか?
「モグラ」だと思います。その心は、「決めたら猪突猛進!でも目が見えないので壁にぶつかってしまう」です。
商大の学生とはどのように関わっていきたいと考えていますか?
小さな大学ですが、その分学生と教職員の距離が近いというのは大きなメリットだと思います。せっかく距離が近いので、学生のみなさんとも積極的に関わっていきたいです!
では最後に、商大生のみなさんにメッセージをお願いします!
「専門分野にとらわれず、とにかく色んな分野の本を読んで欲しい」です!私も言語学が専門ですが、社会学や政治学などの分野も勉強して視野を広げるようにしています。ぜひ色んな分野の勉強をして「こういう考え方もあるんだ」と感じてください!