2012/4/26 石川ゼミナール(商学科) 活動紹介!!
今日は商学科の石川ゼミナールから「簿記の検定・学習は現場で役立つのか?」というテーマの意見交換会の様子を紹介してもらうよ!
どんな意見交換会になったんだろう!?
それでは、吉田くんお願いします!!
「商大くんがいく!」をご覧のみなさん、こんにちは!
商学科石川ゼミ4年生の吉田と申します!
私達はゼミ活動の一環で、田中酒造(小山さん)・小樽商工会議所(佐藤さん)との合同企画として「簿記の検定・学習は現場で役立つのか?」というテーマの意見交換会を開催しました。
簿記や会計の科目に限らず、「これって勉強して何の役に立つんだろう?」と思ったこと、ありませんか?
その疑問をストレートにテーマにしてみました。
企画開催は今年の1月でしたが、新しい学期が始まった今、勉強の意欲も高まっているみなさんの参考になるように、意見交換会の模様を紹介したいと思います。
当日は、田中酒造・小山さんと小樽商工会議所・佐藤さんに加えて、日本商工会議所・五十嵐さんや、小樽近隣の商工会議所の方々も参加して下さいました。
大人の皆様に囲まれて私達は緊張していましたが、小山さんがとっても丁寧に、田中酒造さんでの社員教育や簿記検定の活用方法について、優しい口調で教えて下さいました。
おかげで私達もリラックスして思い切って質問できましたし、想像もしなかった「現場の事情」を知ることができました。
詳しい内容は企業秘密ですが、例えば・・・
・ 小山さんが現場で重視する数値や簿記・会計のセンス
・ 田中酒造さんの伝票制度・原価計算・減価償却、決算期に備えた日常の作業効率化
・ 田中酒造さんの経営戦略、商品開発方針
を聞かせて頂けたのは貴重な経験でした。
また、小山さんの体験談の中で特に印象的だったのは、「計算はパソコンに任せても、数字の表面だけを見て終わるのでなく、その背後にある「本質」を簿記・会計のセンスで見抜く姿勢が、営業や製品開発でも役立ってくれた」というお話しでした。
日頃の勉強を活かす方法を示して頂き、私達も救われた気持ちになりました!
企画の最後には日本商工会議所の五十嵐さんに、簿記検定について率直な意見交換をさせて頂いたうえに、励ましのアドバイスも頂戴しました!
いろいろな見方があると思いますが、商大のモットーの1つ「実学」は、勉強すればそのまますぐ役立つものというより、その意義や活用を自分で考えさせてくれることで、検定等の枠を超えた知識・能力まで与えてくれるものだと思います。
もちろん役立つかどうかがすべてではないし、「仕事で役立たなくても勉強したい」という気持ちもあっていいと思います。
だけど、答えはそれぞれでも「なぜそれを勉強するのか?」「教室で得た知識を実践でどう使うのか?」を自身に問いかけることは、自分達の将来性、方向性、モチベーション、工夫をつくっていくための良い機会になりました。
去年の夏休みにも、同じく小樽商工会議所・佐藤さんに仲介して頂いて、小樽で税理士業務に携わる近藤朋子先生に「現場の声」を教えて頂くこともできました。
今後も私達なりに「教室・座学と現場・実践をつなぐ」取組みを続けていきたいと思います。
今回の企画にご理解・ご協力を頂いた皆様に感謝いたします。
本当にありがとうございました!
吉田くん、ありがとうございました!!
とても貴重な体験ができたみたいだね!
今回のテーマにも取り上げられた簿記検定は、次回6月10日(日)に実施されるんだって!
小樽商工会議所では5月10日(木)まで申込みができるから、受験を考えている人はお忘れなく!