2012/02/13加藤ゼミ企業訪問!
今日は加藤敬太先生のゼミの企業訪問の模様をお伝えするよ!
訪問したのは帯広の老舗のお菓子やさん「六花亭」だよ。
ぼくからゼミ生の妹尾くんに色々質問しちゃいました!
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○六花亭訪問のきっかけや目的を教えて下さい
→今回は学長裁量経費の「地域社会貢献推進経費」を頂きまして、地域企業のフィールド調査を実施することが出来ました。
六花亭の小田社長は加藤先生の恩師との交友があり、帯広本社への六花亭訪問が実現いたしました。この六花亭訪問の成果を学生論文懸賞への投稿も考えております。
○インタビューに向けて半年間準備してきたとお聞きしましたが具体的にはどのようなことに取り組んできたのですか?
→まずは二次資料と論文を含めた約40本の文献を収集、熟読した後、どのように研究するのかをゼミ生同士で議論しました。
一番苦労したことは、研究方法の決定に紆余曲折したことです。
一度他大学の他ゼミとの共同研究の話もありましたが、機能主義と解釈主義との研究方法の相違もあり、お互いに分かり合えないこともありました。
このような今まで考えもしなかったことも、六花亭プロジェクトに携わったからこそ経験できましたね。
○六花亭で具体的にはどのようなことをしてきましたか?
→小田社長へのインタビュー調査と工場見学、そして保育園見学です。
(工場入口で)
インタビュー調査では、二次資料ではわからなかった内容を社長に直接お聞きしました。工場見学では、社員の方が実際に六花亭の商品を生産する工程を見学しました。
保育園では、結婚、出産後の社員の方が生き生きと子供達と接する姿を見ることが出来ました。
(紙袋の模様のクッションが!)
○インタビュー前とインタビュー後で、会社(社長)の印象はどのように変わりましたか?
→一筋縄ではいかない社長でしたね笑
インタビューをしている私達に逆に突っ込んだ質問されたりしました。
しかし、どの六花亭に関する経営のお話をされても、きちんと筋が通っていることに驚きました。
全国の経営者の方々が尊敬する社長であるということを聞いても納得です。
また訪問の印象ですが、全社員で学生を全力で「おもてなし」しようという姿勢を強く感じることが出来ました。
日々社員同士、お客様へのサービスが徹底できているからこそだと思いましたね。
○全体を通しての感想をお願いします!
→企業を知るには、二次資料を読むだけでは足りないということ。
実際に経営者と話すことがこんなにも大切なのかと感じました。
番外編
○老舗研究のおもしろみはどのようなところですか?
→おもしろい老舗企業には挑戦的な企業が多いことです。昔からの伝統にもこだわりますが、一方で外部環境に適応しないと生き残れない。いかに工夫していくのかを注目して各老舗企業を注目していくとおもしろいですね。
○加藤先生のゼミで大変だなと思うのはどのような点ですか?また、よかったなと思うのはどのような点ですか?
→大変なことは、加藤ゼミでは論文や雑誌記事など文献量が多いので読みきることです。
イベント企画よりも文献研究を重視する加藤ゼミでは、真面目に経営学と向き合っています。
ですから、他のゼミに比べても文献量はかなりのものではないでしょうか。
良いことは加藤先生がゼミ生一人ひとりに対して、親身に対応してくれること。
現在の私達の就職活動に関しても、加藤先生がご多忙な期間にも関わらず、一人ひとりじっくり面談をしてくださり、大変貴重なアドバイスも頂きます。
ゼミ生の中には、この面談をきっかけに、自分のやりたいことを明確にする学生もいて、私自身も就職活動に対する意識が変わったゼミ生を見ると、嬉しくなりますね。
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妹尾くんありがとう!!これからも加藤ゼミの活動に注目だね。