2011/11/14米国会計士の齊藤さんにインタビュー
今日は、会計サークルAPから米国会計士として働いている本学OBの方へのインタビューが届いているよ。
それでは、APのみなさんよろしくお願いします。
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こんにちは会計サークルAPです。
18日のエバーグリーン講座にて来ていただいた、商大のOBである、米国会計士の齋藤幸喜さんにインタビューさせていただくことになりました。
そのインタビュー内容をここで紹介していこうと思います。
齋藤さんは日本の会計士を最初していましたが、そのあとアメリカのロサンゼルスにわたり、今は米国会計士として仕事をしています。
以下がインタビューの内容です。
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Q どうして米国会計士になろうと思いましたか?
A 単純に大きな都市を見たいだけという理由でした。そこでロサンゼルスから転勤してきた先輩に頼み込み、転勤させてもらい、現地で仕事をしながら米国会計士の資格を取得しました。
Qどんな仕事をしているのですか?
A 日本の公認会計士と監査業務はそう変わらないです。しかし、そのほかにも税務や経理、申告書作成、アドバイスなど日本の監査法人が行っていない事をサービス全体として行います。
監査以外にも様々なことを仕事で要求されるので、その中に日本では体験できない面白さがあります。
Q海外で働くことは日本とどう異なりますか?
A 海外で重視されることは、「何をできるか」ということです。
基本的に日本のような昇給や昇進は特殊です。肩書きや資格によって職は保障されません。逆に、知識があり認められたなら仕事はできます。
ただ日本は資格を取ることばかり考えている人が多いような気がします。大事なのは資格を手に入れた後、そのスキルをどのように生かせるかだと思います。
Q資格がないと仕事が出来ないのでは?
A法律で資格が必要と定められた業務のため、資格を働きながら取ります。
私はロサンゼルスに転勤してから、米国会計士の資格を取りました。
ちなみに働きながらでもコンスタントに勉強すればしっかり取ることができます。
Qアメリカにいって思った日本のこと
Aアメリカにいて思ったのは、日本全体が「工場」のようだなと思いました。それはみんなが何の疑いもせず、いっせいに同じ時間に入社して帰宅して、同じ期間に夏休みなどをとるからです。
これはアメリカでは見られない少し異様な光景です。でもそこが日本の産業の強みなのかなと思いました。
Q最後に学生に向けて一言
A海外を若いうちに見てください。日本と異なる視点が手に入ります。また、自分を客観的に見ることができます。20代と30代では受ける印象がかなり違います。
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話の中で特に印象的だったことはやはり海外を見ることによる視点の広がりでした。国外に出る面白さがお話全体に共通していました。
米国会計士の方と聞いてすっかり緊張していましたが、気さくで親しみやすく、よい雰囲気で話を伺うことが出来ました。
齋藤さんお忙しい中ありがとうございました。
ここで少し宣伝になるのですが、
私たち会計サークルAPは会計に関することを勉強しているサークルです。
今は主に業界分析やこの記事のような社会人へのインタビュー、簿記の勉強などをしています。
会計を通した視点は、就活にも役立ちます。
堅苦しそうですが、飲み会や合宿もするし、みんな楽しんでいます。
ただ活動に関してはみんな真剣です!
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メール 代表 加賀
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