第7代目学長 山田家正先生
歴代校長・学長紹介第10弾!
今日は第7代学長山田家正先生をご紹介するよ!
山田家正先生は,東京の高校を卒業後,北海道大学理学部・同
大学院で学び、同理学部講師を経て,1979年(昭和54年)に助
教授として小樽商科大学に着任されたよ。
1980年(昭和55年)に教授に昇任。
山田先生のご専門はマリモだよ。そうあのかわいい、マリモ。
アクアラング(潜水道具)をつけて、阿寒湖に潜っていたんだって。
学長になってからも「アクアラングをつけたい」、って叫ばれて
いたそうだよ。
ロシアの研究者たちともよく交流していたみたい。
一般教育等で生物学の教鞭を執られるかたわら,1992年(平成
4年)に第7代学長に就任され,10年もの間,学長を務められ
たんだよ。
2002年(平成14年)に学長を退官された後は,北海道開拓記念館の
館長となり、この3月までつとめられていたよ。
山田先生は国際交流の推進と実学の伝統を生かした地域貢献・産学連携に特に
力を注いだ学長だったよう。
【国際交流の推進】
今までも国際交流には力を入れていたけれど,山田先生のもとではさらに積極的に国際交流事業を
推進して,学生交換協定を締結する大学を,世界12カ国17大学まで拡充し,商大で学ぶ留学生が
100人を超えるまでになったんだ!
【地域貢献・産学連携】
また、山田先生は大学と地域社会・産業界との連絡協力を重視され,地域経済活性化への教育・研究
の拠点とする札幌サテライト(1997年)や産学官連携の拠点となるビジネス創造センターの設置(1999年)
にも力をそそがれたんだよ。
どちらも今では地域社会と大学の架け橋として,研究成果を社会に役立てるためにとても重要な場所
になっているね。
その他にも,カリキュラムの改正や1993年からは昼夜開講制の授業を行い,社会人にも勉学の場を
広げるなどの大学改革も進められたんだよ。
写真は1994年3月に学生会館開館式で挨拶を述べる山田学長だよ。
近年の商大の国際交流が盛んだと言われる所以,そして地域社会と商大が深く結びついてきた経緯も
うかがえるね。山田先生の思いが商大には根付いているんだね!
【学外では・・・能や狂言!】
山田先生は学外の活動で、「能に親しむ市民の会」の第三代世話人として、小樽での能・狂言の普及
にも貢献されているよ。
ご活躍は多方面にわたっているんだね!