北海道新聞と加藤ゼミのコラボ企画 第1弾!
今日の北海道新聞(朝刊・小樽後志版)に,商学科加藤ゼミによる企業訪問の広告企画が掲載されていたのは見たかな?
これは,加藤ゼミ生が様々な企業を訪問し,その企業の魅力等を紹介していくことを目的に,ゼミ生がまとめたレポートが北海道新聞に掲載されるという企画で,今回はその第1弾!
ブログでは,新聞掲載に合わせて,その都度紹介していく予定だよ。また,新聞に掲載されたレポートに加えて,担当したゼミ生の感想等も紹介していくから,楽しみにしていてね。
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地元客に愛され続けてきた老舗精肉店
今回,小樽商大創立100周年記念の企業訪問企画として「深澤精肉店」を訪問しました。1912(大正元)年創業の深澤精肉店は,今年で99年続く老舗です。商大とともに地元小樽で歩んできたといえます。地元から愛され続けてきた同社の魅力をご紹介いたします。
本当においしい自社製造の「薫製(くんせい)」
深澤精肉店では,深澤良雄会長が3代目社長の時代に,それまでの精肉以外に,薫製の自社製造を始めました。この薫製は,地元のお客さまに徐々に受け入れられ,現在では20種類以上とバラエティーに富み,精肉を含めた全体の売り上げの約3割を占めています。
特に人気のある商品は豚ナンコツスモークで,薫製商品の中では約3割を売り上げる主力商品に成長しました。また,最近では小樽の海産物ホタテを使ったソーセージも発売しました。
お客さまを大切にする経営姿勢
深澤精肉店が創業以来大切にしてきたことは,お客さまを第一に考えてきたことです。特にこだわってきたことは,商品を直接消費者の手に届けることにあります。創業から現在まで,小樽の南樽市場や新南樽市場で地元のお客さまに直接,商品を届けてきました。
また,最近では自社ホームページを開設し,全国のお客様にも直接,商品を販売できるようにしました。お客さまへの直接販売にこだわるのには理由があります。同社の薫製は,保存料を使用しない新鮮な商品のため,問屋を通じた卸売りには適さないからです。このような経営姿勢が,伝統の味を守り,老舗企業として99年もの長寿を実現してきたといえます。
(薫製の製造過程を見学する加藤ゼミ生)
(会長,社長からお話を聞く加藤ゼミ生)
(担当ゼミ生の感想)
◇高津くん
経営者の生の声を聞いて,分析し記事にまとめる作業は少し苦労しましたが,直接経営を肌で感じる貴重な経験となりました。お土産で貰った薫製はとても美味しかったです。
◇中村さん
「地元の方々に愛される」をモットーに会社が長く存在できるという,おもしろいことを学べました。皆さんにも是非知っていただきたい味です!
◇妹尾くん
小樽での店頭販売に加えて,ネット販売にも精力的に取り組む。「老舗」でも色々な事に挑戦する姿勢がとても印象的でした。
◇奥山くん
小樽の老舗企業である深澤精肉店に行き,99年間続いている理由や時代背景など様々なお話をうかがってきました。経営学を学んでいくにあたって,たいへん貴重な経験をさせていただきました。
◇吉田さん
経営に関する様々なエピソードを聞けて,本当に勉強になりました。老舗企業には,長年愛されるだけの理由があるのだということを再認識できました。
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(深澤精肉店情報)
■本店
住所:小樽市新富町12番2号(※南樽市場内)
TEL:0134-22-6839
営業時間:9:00~19:00
定休日:日曜日
■築港店
■キッチンアンサンブル深沢食堂
住所:小樽市築港8番11号(※ともに新南樽市場内)
TEL:0134-31-3677
営業時間:10:00~19:00
定休日:水曜日
■ハム・くんせい工房
住所:小樽市信香町8番8号
TEL:0134-64-5005
営業時間:10:00~16:30
定休日:水曜日,日曜日
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