小樽商科大学教職研究会の模様をお伝えするよ!
小樽商科大学には,一定の科目を履修すると,中学校や高校の「英語」や「商業」,「情報」の教員免許を取得することができるのはみんな知っているよね!
毎年,教師として活躍している卒業生,教員,学生が研究成果や意見交換を行う場として教職研究会が開催されているんだ!今年は12月11日(土)に開催されたんだけど,今日はその時の模様をお伝えするね。
最初に行われた研究発表・実践発表では次のようなテーマの発表が行われたんだ。
「まずは教科でチームプレーを」
「HTEPの向こうに~B-SLIMに基づく授業改善in阿寒~」
「商業高校における新たな取り組み」
「CALL教室を使用したOral CommunicationⅠの実践例」
この研究会に参加した学生さんに話を聞いてみると,こんなコメントをいただいたよ!
『研究会前半の、それぞれが勤務校での取り組みを紹介するプレゼンでは、「この方法を他の学校にも知ってほしい!」という自信と熱意が感じられました。ベテランの先生方だけでなく、カナダでの研修で学んだ第二言語習得の理論を、教室で活かそうと奮闘中の若い先生もいました。
今,教職課程を取っている学生には、ぜひ、商大出身の先生方のお話やプレゼンから、現場の雰囲気を感じ取って、自らの進路をイメージしたり、適性を見極めるヒントにして欲しいと思いました!!』
続いては,「小樽商大発e-learning教材」をテーマとしたセミナー!
このセミナーに参加した学生さんにも話を聞いてみると,こんなコメントをくれたよ。
『後半の「アイヴィー」ことイブラヒム・ファロウク先生のプレゼンでは、商大でも発展中のE-learningの将来像が、ようやく具体的にイメージできるようになりました。教室内での学習に終わってしまうのではなく、自宅でも、どこでも、自分のペースで学習を続けられるシステムを目指しているんですよね。
教室を越えて、何らかの事情で学校に来られない学生にも、平等な語学教育のチャンスを与えることができるのはすごいです。個人的には、インターネットを通じたバーチャルな語学教育には抵抗がありましたが、教室での直接指導と組み合わせた方法なら、試してみたいと興味が湧きました!』
そして,商大の卒業生にもインタビュー!
現在は高校の先生として,実際にたくさんの高校生と接している卒業生や,現在採用試験合格に向けて取り組んでいる卒業生だよ!
「子供たちから逆に教わるばかりですが,その姿勢を忘れずにこれからも生徒と一緒に成長していきたいです!」,「教え子が将来に向かって何か選択をするときに,しっかり関わってあげられる教師を目指します!」と将来の目標も語ってくれたよ。
未来を担う子供たちとともに歩む教職という仕事は,とても大切だね!小樽商大には,こんな素晴らしいネットワークがあるんだなぁと改めて感じた商大くんだったよ!