『赤い靴 親子の像』
小樽の運河公園にある『赤い靴 親子の像』って知ってる?
童謡「赤い靴」って,みんな聞いたことあるよね!
赤い靴(くつ) はいてた 女の子
異人(いじん)さんに つれられて 行っちゃった
って歌詞だね。
この「赤い靴」は、野口雨情作詞、本居長世作曲で、大正11年に発表された童謡なんだって。外国人に連れられて行く赤い靴を履いた女の子の様子が描かれているだよね。
今日は、小樽の旧日本郵船㈱小樽支店があった建物隣の運河公園にあるこの有名な童謡の像を紹介するよ!像のタイトルは『赤い靴 親子の像』。
この像は,2007年に作られた新しい像なんだ。
小樽をはじめ全国の人から温かい募金があって、ゆかりのある小樽の地に「赤い靴・親子の像」が建てられたんだって!
(運河公園)
この歌のモデルとなった「きみ」ちゃんは、外国人宣教師夫妻に預けられ,宣教師夫妻の帰国時に重い結核のため米国に渡れず、東京の孤児院にてわずか9才でこの世を去ったとか。そして、この「きみ」ちゃんの父志郎さんは「小樽日報社」で野口雨情,石川啄木と机を並べいたという小樽つながりがあったことで、この歌詞が生まれたみたいだね!(さらに、「きみ」ちゃんのご両親は晩年、小樽富岡協会のあたりで暮らしたそうだよ)
小さい頃から耳なじみのこの童謡は、小樽と深く関わっていたんだね!!