商学科の金先生で~す!
毎度おなじみの小樽商大学術成果コレクションBarrel,今日は記念すべきBarrel登録2000件目の論文『金, 鎔基(2009)米国自動車産業における職長制度の変遷と生産性管理. 商学討究, 59(4): 13-39』を執筆された商学科の金先生と和田附属図書館長の対談をちょっとだけお届けするよ~!
対談当日には金先生のゼミ生にも同席していただきました☆
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館長:金先生が執筆された「米国自動車産業における職長制度の変遷と生産性管理」がBarrelの記念すべき登録2000件目の論文となりました。まずはどのような内容か教えてください。
金先生:自動車産業に限りませんが、米国の色々な製造業の現場で働く労働者のすぐ上の現場監督者を「Supervisor」、日本では伝統的に「職長」と呼ばれています。この論文では、その職長制度の米国自動車産業における変遷及び生産管理の状況について調べたものです。
トヨタなどの日本の職場では、大卒ではない社員が長年(約20年)現場で叩き上げられ、技術と現場及び従業員を知り尽くした経験者が内部昇進で職長となり、生産現場をまとめてきました。ところが、米国も昔はそうだったのですが、1960年代からは現場経験のない大卒を職長に採用する傾向が広がりました。1980年代に日本式経営を取り入れるブームが起こっても、その傾向はむしろ強まるばかりで、現在、GM(ゼネラル・モーターズ社)など大企業のほとんどの職長は大卒です。現場叩き上げの職員もネット通信教育で学士号を取得する必要に迫られています。
館長:GM(ゼネラル・モーターズ社)でも、自前の大学がありますね。
金先生:はい。そういったところも日米で違います。その違いは何なのか?・・・・・
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最後の写真の「祝 おめでとう!!」くす玉に要注目です(笑)