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小笠原春彦先生を紹介するよ。



社会情報学科の小笠原春彦先生の論文がバレル(Barrel)1200件目の文献だったんだ。


小笠原,春彦(2000) On the standard errors of rotated factor loadings with weights for observed variables. Behaviormetrika, 27(1): p.1-14


英語のタイトル~ってあわてないで! いつものように、この論文についてや、この研究を始めたきっかけ等を伺った小笠原先生のインタビューが公開されているから読んでみてね!


例えば、この論文は、


因子分析では完全な情報を持ったデータではなく個体数が限られたデータを使うのが普通です。そうすると完全なものではないために、誤差が出てしまいます。誤差があるのに結論を出してしまうことになりますので、誤差の大きさを評価しながらそれを合わせて報告することが現在の論文スタイルの標準になっています。この論文では実際の応用場面での因子分析結果の誤差について統計的指標である標準誤差に関して発表


したものなんだって。なーるほどーって僕は思ったよ。


この論文が、統計の分野に興味がある、たくさんの人に読んでもらえたらいいなぁ。


インタビューの最後には、バレルについての感想もたくさん。例えば、


最初はファイルを図書館として独自に持つことに消極的な考えでした。しかし、ファイルを一箇所のサイトに置いておく場合、 メンテナンス時間等利用できない時間帯があるかもしれないし、管理組織が変わったり、システム障害などで突然閲覧できなくなることもないともいえませんの で、ファイルを重複してもつことの意味があるのではないかと考えるようになりました。


なーるほどー。でしょう? ぜひぜひ、1200件目記念インタビュー、全部読んでみてね。


    

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