学生が大学院の教材を製作!
ショーン・クランキー先生の大学院の授業「教材開発論」の一環で,クランキー先生と大学院生が共同出版した英語教材が,来年度に出版予定!
この英語教材は,問題解決に基づいたオーラルコミュニケーションとディスカッションの教材なんだって。
クランキー先生と大学院生の前川さん,中津川くん,遠藤くんにインタビューしたよ!
Q.どんな教材なんですか?
教材の内容が,1つのトピックに対する3つの意見をもとに,ディスカッションするものなんです。2つだったら賛成,反対だけでいいんですけど,実際にありそうな3つ目の意見を考える,というのが難しかったです。
Q.大変だったことはありますか?
教材のトピックを選ぶことが大変でした。毎週,各自でトピックを選んでくるのですが,先生にほとんど切られてしまうんです!
できるだけ,学生にとって興味や問題のあるトピックとなり,なるべく教材自体も長く生きるようなトピックを選ぶところに注意を払いました。また,出版が2009年度なので,2009年に通用する話題を心がけました。
Q.教材を出版するという貴重な経験をして,どうでしたか?
店頭に並ぶ本ではないので実感があまりないです。ただ,出版社のカタログに載っていたのが嬉しかったです!
Q.クランキー先生はどんな先生ですか?
おもしろいです!!頭が切れるスマートな先生です。先生にトピックを切られるといった話をしたんですけど,先生の切る理由がしっかりしているので,それに対して何にも言えないのが悔しいです。
Q.「教材開発論」はどんな授業でしたか?
まさに実学です!自分たちのやったことが,形となって手にとれるものとなりました。通常の授業では経験することができないので,いい機会でした!このようなことをもっと知ってもらって,大学院のアピールになったらいいですね。
Q.最後に,クランキー先生から一言お願いします!
経験の浅い先生を指導する際に一番重要なことの1つは,良い教材を作ることにあります。
教材を作る際に,生徒にとって一番良いもので面白いもの,かつ先生にとっても,一番効率がよく有効的なものなど,クラスのすべての状況を考えなくてはなりません。この本は全てを網羅していると思っております。
教材開発論は,学生達が実際に教員としてのキャリアを積む中で,実用的な知識を得ることができる授業となっています。
ありがとうございました!
今回,教材開発に関わった学生は,国際商学コースの大学院生たち。このコースは,商学修士に加え,英語の教員免許状を取得できる科目(教材開発論もその1つ!)もあるコースなんだよ。