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今日は,卒論完成にがんばる江頭ゼミのみんなを取材してみたぞ!今年はゼミ室での泊まり込みができないので,江頭先生の自宅にみんな泊まり込んでるんだって!




堀尾くん:もう,先生の自宅に泊まり込んで1週間です!


商大くん:そんなに泊まりこんでるんですか?で,進んでるんですか?


堀尾くん:絶好調です。テーマは,日本のエネルギー自給率の改善のための新しい提言をまとめているところです。


商大くん:すごいですね!ぜひがんばってください。奥村さんはどうですか?


奥村さん:いやぁ,札幌市の待機児童の問題を扱っているんですが,札幌市役所に取材したり,札幌中の認可外保育所に電話をかけたりと本当に大変です。でも,電話をかけること自体には,抵抗がないので楽しくやっています。


商大くん:お子さんを預けたい保育所は見つかりました?


奥村さん:はい,将来ここなら安心かなってところが見つかりました。


商大くん:がんばってくださいね。それでは濱田さんは何を研究してるんですか?


濱田さん:公教育のあり方を「最低限度の教育」と「生きる力」という視点からやっています。


商大くん:何か教育学部みたいですね。


濱田さん:いや,あくまでやっているのは経済学的アプローチです。たとえば,いま教育再生会議とかで問題になっている教育バウチャー制とかがありますよね。でも,これが機能するのは,取引費用とか情報の非対称性が存在しないって仮定できるときなんですよね。そういった現在議論されている様々な教育の議論を経済学の見地から再検証してみようというのが私の論文です。


商大くん:なんだかみんな難しいことやっていますね。


堀尾くん:いや~,正直もっと勉強しておいたら良かったと思いますね。ここに来て,回帰分析とか共線性とか勉強し直すとは思いませんでした。


商大くん:最後に江頭先生から一言。


江頭先生:もう3ヶ月早く卒論を始めてくれれば,私が苦労することはなかったんですけどね~。いつものことですが,1月末の2週間は,教師も学生も大変です。


商大くん:今日の教訓は,「寝ている間に親切な妖精さんが来ることはない」ってことかな?


    

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