ノルディックスキー世界選手権などで通訳をやっている商大生、中津川君にお話を聞いたよ。なんと、留学経験もなく独学で通訳を勉強したんだって。やる気があれば、何でもできる!
Q.通訳をやることになったきっかけは何ですか?
知り合いの紹介で、欠員が出たので頼まれたのがきっかけです。最近では,通訳の実績から推薦されることもあります。
Q.通訳をできる語学力はどこで身につけたのですか?
独学です。海外には2週間程しか行ったことがありません。英語に興味を持ったのは,International Youth Exchange in Hokkaidoという世界各国の子どもたちが道内の中学生と交流するキャンプに参加したことがきっかけです。そのとき知り合った多くの海外の友達とは,キャンプ後もメールのやり取りを行いました。
Q.今までどんなところで通訳をしたのですか?
ノルディックスキー世界選手権札幌大会,世界バレー札幌大会,フルートコンベンション,ローリングストーンズ来日公演セキュリティー通訳,・・・など様々なところで通訳を行っています。英語に興味を持つきっかけになったInternational Youth Exchange in Hokkaido も今年はシンガポール担当通訳として参加しました。また、私が所属する高井ゼミで今年行った,小樽市民向け公開ゼミでも通訳をしました。
Q.どのようなことを通訳しているんですか?
そのイベントによって異なりますが,スポーツ競技では、開閉会式や表彰式,選手に関するインフォメーション,ビデオ判定の通訳などです。
Q.通訳の魅力は何ですか?
自分が通常見れないところを見ることができることです。色んな人に出会えることで人脈が広がり,知識も増え,良い社会経験になります。学生にしては,高収入を見込めるのも魅力の一つです。
Q. 通訳をやるうえで,気をつけてることはありますか?
現場に入るとミスは許されないので,適切な言葉を選択し,聞き逃しのないよう神経を使っています。また,通訳者は影の存在ですから,なるべく目立つことのないようにすることですかね。
Q. 通訳に興味がある学生が気軽にトライできるものはありますか?
札幌は道内でも国際イベントがたくさんありますし、観光客もたくさんいます。色々な機会を見つけてチャレンジしていくのがよいのではないでしょうか。近々行われる雪祭りのボランティアスタッフなどから始めてみてはいかがでしょうか。
2008年には洞爺湖でサミットも開かれますので,これからの中津川さんの活躍を期待しています!