心理学の杉山成先生から、お薦め本を紹介してもらったよ!突撃インタビューでお話してもらった「パーソナルコントロール」に関する本なんだって。
マーティン・セリグマン著『オプティミストはなぜ成功するか』(講談社文庫)
人生には挫折がつきものです。ただ、そこからの立ち直りには個人差があり、絶望にうちひしがれてしまう人もいれば、じきに立ち直り再び前に進んでいく人もいます。本書はパーソナルコントロール理論の立場から、「悲観主義」な人と「楽観主義」な人との思考形式の違いについて解説したものであり、楽観的思考を 身につける方法についても述べられている興味深い本です。
やや一面的な印象があり、悲観的傾向のある人間としては、悲観主義の美点について反論したくなるところですが、自分の性格を変えたいと考えている人にとっては、自分の見方を変えるよい機会を提供してくれるでしょう。