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　今国会において「国立大学法人法の一部を改正する法律」が成立し、国立大学法人小樽商科大学、国立大学法人帯広畜産大学及び国立大学法人北見工業大学を統合して、令和4年（2022年）4月1日に、「国立大学法人北海道国立大学機構」を設立する運びとなりました。

 

　18歳人口の減少や産業構造の変化等、高等教育を取り巻く状況に対応し、北海道経済・産業の課題解決とその発展、及び国際社会の繁栄に一層貢献するため、三大学は北海道国立大学機構の設立について、平成30年（2018年）5月より検討を重ねてまいりました。

　今後私達は、一つの法人の下で三大学の持てる力を共有し、商学・農学・工学を担う国立大学の結束と産学官の強力な連携により、学びの探求と実践力の向上に意欲と情熱を持つ多様な学生・社会人が、国内外から北海道に数多く集う「実学の知の拠点」を形成することを目指します。さまざまなステークホルダーの期待に応えて社会の発展に貢献することにより、北海道をはじめ、国内外で活躍する次世代を担うリーダーとなりうる人材を送り出せるよう、一層努めてまいります。

 

　この度の法改正にご尽力賜りました国会及び政府関係者の皆様に厚く御礼申し上げますとともに、小樽商科大学、帯広畜産大学及び北見工業大学への進学を検討されている受験生及び保護者の皆様、在学生、卒業生の皆様、そして、三大学を様々な形でご支援いただいている北海道の自治体、経済界・産業界等の関係者の皆様には、国立大学法人北海道国立大学機構の設立とその発展に向けて、引き続きご理解・ご支援をいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

 

令和3年5月18日

小樽商科大学長　　穴    沢　  眞
帯広畜産大学長　　奥　田 　 潔
北見工業大学長　　鈴木  聡一郎

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