Column 商大探舎 Vol.6
1931(昭和6)年、校内にシャンツェ(スキージャンプ台)が完成した。日本のスキー競技の指導のため来日していたノルウェーのヘルセット中尉一行が小樽を訪れた際、小樽高商が候補地の選定を依頼したのがきっかけ。建設費用は文部省から配分された体育設備費で、2カ年計画により作られた。「緑丘」第58号には、「思ひ切り飛んで浮世の苦労を忘れるのも又一興。だがあまり飛びすぎて、学期試験もジヤムプしないように・・・」とある。このシャンツェからは多くの優秀なジャンパーが輩出した。
シャンツェ