2020.03.25
(学生のみなさんへ)長期休業期間中等の海外渡航について(第5報)(2020.3.26)
1.海外渡航を止めてください。
外務省・海外安全ホームページにおいて、全世界の危険度がレベル2となりました。渡航先の国・地域において行動制限を受けたり,出国が困難となる事態を防ぐため,不要不急の渡航を止めてください。
(外務省・海外安全ホームページ)
https://www.anzen.mofa.go.jp/
2.海外渡航時の連絡先登録等の徹底について
どうしても渡航する必要がある場合、海外でトラブルに巻き込まれる事態に備え、海外での行動予定や、海外で連絡がつく連絡先を把握する必要があります。
このため、プライベートで海外渡航する学生は、期間の長短にかかわらず事前に「出発届(私費用)」を国際交流室へ必ず提出してください。併せて、外務省の「たびレジhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html」にも登録をお願いします。
また、渡航先で万が一事件・事故等の不測の事態に見舞われた場合は、至急ご家族、現地の日本大使館・領事館などに連絡するとともに、国際交流室(inljimu@office.otaru-uc.ac.jp)にもご一報願います。
3.海外から帰国した場合の日本国政府の対応について
日本国政府は、新型コロナウイルス感染症への水際対策強化に係る措置として、以下の(1)から(3)の対応をとっています。感染症レベル2以上の国・地域から入国した場合、検疫所長が指定する場所で14日間の待機や公共交通機関の利用禁止など、様々な制限があることを理解してください。
また、海外から帰国した場合は、感染症レベルにかかわらず、国際交流室にご一報願います。2週間の健康観察の対象とさせていただきます。
感染症レベルは、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行をうけ、レベルが引き上げられる傾向にあります。海外から帰国する場合は、外務省のホームページで、出国する国が現在どのレベルにあるか確認するとともに、日本国政府の対応も変化する可能性があることを理解してください。
(1)新型コロナウイルス感染症レベル3の国・地域からの入国について
感染症レベル3の国・地域(中国や韓国の一部地域、イタリア、スペイン、フランス、ドイツ、アイスランドなどのヨーロッパ諸国)から入国した場合、滞在歴のある外国人は、特段の事情がない限り、入国拒否の対象となっています。
特に中国及び韓国からの帰国・入国者は、日本人も対象で、入国できる空港も成田空港と関西国際空港に限定されており、入国する際に、自宅等(滞在先)情報と空港から滞在先への移動手段(タクシー等、公共交通機関は使用できない)を検疫所に登録する必要があります。
その他の国・地域も、感染症レベル2同様、検疫所長が指定する場所での14日間待機や公共交通機関の使用禁止などが要請されます。
(2)新型コロナウイルス感染症レベル2の国・地域からの入国について
感染症レベル2の国・地域(3月24日現在、上記以外のヨーロッパ諸国やアメリカ合衆国などが該当)から日本に入国した場合は、感染症レベル3のケースと同様、日本人・外国人とも検疫所長が指定する場所での14日間待機や公共交通機関の使用禁止などが要請されます。
(3)新型コロナウイルス感染症レベル1の国・地域からの入国について
感染症レベル1の国・地域から日本に入国した場合は、現在のところ移動などの制限がありませんが、新型コロナウイルス感染症の世界的な広がりを受け、日本以外の国でも、入国後の行動制限措置が講じられています。対象国と措置の内容については外務省のホームページに掲載されていますので、こちらも確認してください。
(外務省ホームページ・各国・地域における新型コロナウイルス感染症に係る入国制限措置と入国後の行動制限措置に関する状況)
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html
3.その他新型コロナウイルス感染症の予防関係
新型コロナウイルス感染症予防については、別記事の「学生の新型コロナウイルス感染症予防について(https://www.otaru-uc.ac.jp/news/41102)」のページも必ず確認してください。
特に、ライブハウス・スポーツジム等、換気の悪い密閉空間、多くの人が密集、近距離での会話や発話という3つの条件が重なる空間に滞在することは、感染の可能性を大きく高めることになりますので、絶対に避けてください。