本第2集は、昨年度発行した第1集からの自己評価の流れに沿って編まれた。第1集は、教育中心の観があったが、ここでは研究活動と大学運営が二大テーマとなっている。年度当初に点検項目表から本年度の重点自己評価項目を摘出し、各実施主体に評価を依頼した結果が本報告書の内容となっている。
第2章「本学の教育理念」では、懸案となっていた理念・目標の策定作業が将来構想委員会の手によってまとめられ、全学的な論議を経て承認されたその結果と経過が述べられている。これにより、本学の自己評価作業は、将来に向けての重要な基軸を持つことが出来た訳である。
第3章は、商業教員養成課程の現状と課題が述べられている。これは、昨年度の第1集編集にあたって、各学科の相互評価が商業教員養成課程についての十分な共通認識を持たないままに行われてしまい、客観的な意味をも持ち得ないことから、本集に持ち越されたものである。転換期にある本課程の交錯した問題性が浮き彫りにされている。
第4章「入試方法の改善」は、高等学校の学習指導要領の変更に伴う平成9年度からの入試方法の改善が必至となり、本学において如何なる対応をすべきかの論議の結果が、学科別入試に結び付いた経緯が描かれている。
第5章、第6章は、ともに本学教官の研究活動に焦点を当てている。研究活動の自己評価など馴染まないといった論議から、ともかく実施するところまで漕ぎ着けた結果が示されている。研究の集団的な側面を第5章「研究活動の学科別評価」に記述し、主体的、主観的側面を第6章「研究活動の個人評価」に記載した。社会に向かって、本学教官のありきたりでない評価を示すことは、計り知れない反応に対する恐ろしさを伴う。しかし、そこを突き抜けて行かなければ、真の社会に開かれた大学たり得ないし、本学の歩みに対する共鳴をもかちうることはできない。
本集の後半は、主として大学の管理運営の記述に当てられている。第7章は、「各種委員会の機能と構成」であり、管理運営がいかなる分業と連携により営まれているかが詳細に描かれていて、大学の多面性が如実に示されている。
第8章、第9章では、事務局を中心とした事務組織と附属施設が、単科大学の枠で、少ない資源をいかに有効に利用しているかを読み取って戴ければ幸いである。その流れで、第10章は、教室環境に焦点を当て、教官サイドからの評価アンケート分析がなされている。第1集の学生評価アンケートと対比して戴ければ、本学がさらに身近なものとして理解して戴けるものと思う。
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1 はじめに
2 経済学科
3 商学科
4 企業法学科
5 社会情報学科
6 一般教育等
7 言語センター
はじめに
経済学科
商学科
企業法学科
社会情報学科
商業教員養成課程
一般教育等
言語センター
保健管理センター
外国人教師
1 総論
2 予算委員会
3 教務委員会
4 学生委員会
5 図書委員会
6 人事委員会
7 将来構想委員会
8 施設整備委員会
9 自己評価委員会
10 研究報告編集委員会
11 国際交流委員会
12 入学試験委員会
13 教育課程等検討委員会
1 概要
2 事務局(庶務課,会計課,施設課)
3 学生部(教務課,学生課,入学主幹)
4 附属図書館(事務部)
1 はじめに
2 附属図書館
3 視聴覚教育施設(言語センター):視聴覚教育施設運営委員会
4 保健管理センター:保健管理センター運営委員会
5 情報処理センター:情報処理センター運営委員会
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小樽市緑3丁目5番21号
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