(最新号)広報室だより(平成23年6月1日号(第61号))
◇平成23年度新入生歓迎講演会を開催
5月24日(火)3講目の12時50分から平成23年度新入生歓迎講演会を開催しました。
この講演会は,新入生の知的好奇心を刺激し修学意欲を向上させることを目的に,本学後援会の協力のもと平成17年度から開催しているものです。
今回は1年次配当科目の「基礎数学A」,「言語コミュニケーション論」,「化学IA」の代替講義として担当教員の協力を得て開催し,210講義室と160講義室をテレビ会議システムで中継して講義を行い,両教室合わせて2年生以上を含む約320名が受講しました。
今年度は本学の創立百周年という節目に当たることから,山本学長が「小樽商大の百年」と題し,小樽高商から始まる本学の教育方針や伝統について講義しました。
山本学長は,本学が市民の大きな支援を受けて開校したことや,小樽高商初代校長の渡辺龍聖が掲げた「実学」,「語学」,「品格」のモットーが現在まで脈々と引き継がれていることについて様々なエピソードを交えて話されました。
新入生に対しては「ぜひそれらを身に付け,また,物事を真正面から受け止めるだけでなく時には違う角度から眺めることも大事であり,そのためにユーモア精神も培ってほしい」とのエールを送りました。
(講演をする山本学長) (授業風景)
◇ルーキーズキャンプ2011を開催
5月21日(土)・22日(日)の2日間,小樽朝里クラッセホテルにおいて,本学新入生を対象としたキャリア教育合宿研修(通称:ルーキーズ・キャンプ)が開催されました。
今年で6回目となるこのキャンプは,『卒業後に社会で活躍する自分を想像し、大学生活を充実させる手がかりをみつけよう』をテーマとして,新入生と上級生・本学OBとの交流を通して,大学生活への動機付けを促し,キャリア意識の向上を図ることを目的として実施されました。
ルーキーズ・キャンプに参加した新入生達は,多数の卒業生ゲストへのインタビューなどを通して,働くことの意味や学生時代といまの仕事の繋がりなど貴重なお話しを聞くことができ,多くの先輩が実社会で活躍する小樽商大の強みを生かした幅広い交流が実現しました。
2日間にわたる研修の締めくくりには「商大100ch(学生自らが企画する大学広報のためのインターネット番組)を企画しよう」を課題としたグループワークが行われ,これまで考えたことのない難しい内容に頭を悩ませながらも,上級生の指導の下,グループのメンバーで力を合わせ立派な最終発表を行うことができました。
2日間の研修を通じて,参加した新入生54名と上級生16名は大きな達成感を得たと同時に,教職員・OBの存在をより身近に感じることができ,さらには,充実した大学生活を送るきっかけを掴めたものと思います。
(グループワークの様子) (2日間のまとめの最終発表会)